カテリーナ・ボゼッティ

カテリーナ・ボゼッティのプロフィールと経歴

カテリーナ・ボゼッティ（Caterina Bosetti）は、1994年2月2日生まれのイタリア女子バレーボール選手で、イタリア女子代表チームの一員として国際舞台での活躍が見られます。彼女はその技術とパフォーマンスで、数多くの大会でメダルを手にしています。

来歴

クラブチームの足跡

カテリーナのバレーボールのキャリアは、ブスト・アルシーツィオを拠点にスタートしました。2009年、彼女はGSO Pallavolo Femminile Villa Corteseに加わり、ここで3シーズン連続でセリエA1リーグの準優勝を果たしました。2013/14シーズンには、ブラジルのOsasco Voleibol Clubeでプレーし、同年の南米クラブ選手権では準優勝を果たすなど、その才能を開花させました。

次に、2014/15シーズンにはトルコリーグのガラタサライに加入。2015/16シーズンにはイゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラへ移籍し、イタリアセリエA1リーグで6位入賞を果たしています。その後も、2016/17シーズンにRiver Volleyでプレーしリーグ準優勝を果たし、2018/19シーズンにはカザルマッジョーレで2年間のプレーを経て、2020/21シーズンに再びイゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラに戻りました。ここでリーグ準優勝と欧州チャンピオンズリーグ3位に貢献するなど、着実に実績を積んでいます。

代表チームでの活躍

ボゼッティの代表歴も非常に輝かしいものです。2010年にはセルビアで開催されたジュニアのヨーロッパ選手権で母国を優勝に導き、その際のMVPにも選出されました。次年の2011年にはFIVB世界ジュニア選手権での初優勝を達成し、MVPに加えベストスパイカー賞も獲得。この年、シニア代表にも初めて選出され、同年11月に行われたワールドカップでデビューし、金メダルを手にしました。

さらに2012年のロンドンオリンピックに出場し、5位入賞。2013年以降は定位置を確保し、ワールドグランプリでも5位に入ります。2014年には世界選手権に、2015年には欧州選手権にも参加し、2017年にはワールドグランプリで銀メダルを獲得。2021年には東京五輪のメンバーに復帰し、2022年のネーションズリーグでは金メダルを獲得し、ベストアウトサイドヒッター賞も受賞しました。また、同年には世界選手権で銅メダルも獲得するなど、彼女の存在は代表チームにおいて重要なものとなっています。

人物背景

カテリーナ・ボゼッティは、同じくバレーボール選手の姉、ルチア・ボゼッティと共に、スポーツの道を歩んでいます。家庭内での競争意識やサポートが、彼女の成長に大きな影響を与えたのかもしれません。

球歴・受賞歴

これまでの球歴はオリンピック、世界選手権、ワールドカップ、欧州選手権、ワールドグランプリ、ネーションズリーグにわたります。受賞歴においても、ジュニア欧州選手権のMVPから始まり、イタリアスーパーカップMVP、2020/21シーズンのイタリアセリエA1ベストスパイカー賞、そしてネーションズリーグのベストアウトサイドヒッター賞など、数多くのタイトルを獲得しています。

所属クラブ

彼女のキャリアを通じ、以下のクラブで競技してきました。

• - GSOヴィッラ・コルテーゼ（2009-2013年）
• - オザスコ・バレーボールクラブ（2013-2014年）
• - ガラタサライ（2014-2015年）
• - イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラ（2015-2016年）
• - River Volley（2016-2018年）
• - カザルマッジョーレ（2018-2020年）
• - イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラ（2020-2024年）
• - ワクフバンク（2024年〜）

カテリーナ・ボゼッティは、その卓越した才能とキャリアを通じてバレーボール界での重要な存在となり続けています。今後の活躍にも期待が寄せられています。

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