カトリック俵町教会

カトリック俵町教会は、長崎県佐世保市に位置するカトリック教会です。国道204号線に面しており、周辺には北佐世保駅や聖和女子学院があります。

歴史

教会の歴史は、1951年（昭和26年）に旧上佐世保駅舎の跡地を購入したことから始まります。翌1952年（昭和27年）に教会が献堂され、スカボロ外国宣教会の司牧下に置かれました。その後、1969年（昭和44年）には長崎教区直轄の司牧へと変更されています。

1995年（平成7年）12月23日には、老朽化した旧聖堂に代わり、鉄筋コンクリート造の新しい聖堂が献堂されました。落成式は島本大司教の司式により盛大に執り行われ、当時の主任司祭は、後に大阪高松大司教区長となる前田万葉枢機卿でした。

建築

現在の聖堂は、信徒席から内陣の祭壇が良く見えるように設計されています。内陣の祭壇下部分には地下納骨堂が設けられ、二階には聖歌隊席があります。天井はコウモリの翼を模した高いアーチ式で、内部空間に開放感をもたらしています。窓には鮮やかなステンドグラスがはめ込まれ、内部を美しく彩ります。また、献堂と同時にパイプオルガンが新設され、荘厳な雰囲気を演出しています。

その他

カトリック俵町教会は、地域に根ざした教会として、信者の方々にとって大切な心の拠り所となっています。また、1971年に前川清と藤圭子が結婚式を挙げた教会としても知られており、多くの人々にとって思い出の場所となっています。教会は大通りに面しており、周辺には駅や学校もあるため、アクセスも便利です。

もう一度検索