カトリック滑石教会

カトリック滑石教会は、長崎県長崎市に位置するカトリック教会です。主任司祭はカトリック長崎大司教区の長崎北地区の地区長を兼務しています。

滑石地区は新興住宅地という背景から、地域に根ざした信徒はほとんどおらず、他の小教区からの転入者が大半を占めています。

沿革

1970年、滑石団地の開設に伴い、教会が設立されました。同年9月1日には、ミカエル深堀明義神父が初代主任司祭として着任しました。

1974年5月6日、3代目の主任司祭であるヨセフ三村誠一神父の時代に、ヨゼフ館（司祭館・信徒会館）が落成しました。

1981年5月、時津小教区の設立に伴い、時津町と長与町が管轄地域から分離されました（長与町はさらに後の1992年に長与小教区の管轄となりました）。

従来の聖堂では、増加する滑石地区の人口に対応しきれなくなったため、2008年7月6日に現在の聖堂が献堂されました。

現在の聖堂は、信徒数の増加に対応するために建て替えられたものであり、より多くの人々が礼拝できる空間となっています。また、信徒館も併設されており、信徒の交流や活動の拠点としての役割も担っています。

カトリック滑石教会は、地域社会に開かれた教会として、様々な活動を行っています。ミサや祈りの集いのほか、ボランティア活動や地域交流イベントなどを開催し、地域住民との交流を深めています。また、教会は、地域の福祉活動にも積極的に参加しており、高齢者や障害者、生活困窮者など、様々な困難を抱える人々への支援を行っています。

カトリック滑石教会は、信仰の場であるとともに、地域社会に貢献する場としても重要な役割を果たしています。

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