カトリーヌ・フロ

カトリーヌ・フロ（Catherine Frot、1956年5月1日 - ）は、フランス・パリ出身の女優です。1980年のアラン・レネ監督作品『アメリカの伯父さん』で映画デビューを果たしました。彼女の演技は早くから注目を集め、1985年には映画『C階段』での演技が評価され、第11回セザール賞の助演女優賞にノミネートされました。その後も数々の作品に出演し、1996年には『家族の気分』での演技で、第22回セザール賞の助演女優賞を受賞しました。

フロは、コメディからドラマまで幅広いジャンルの映画に出演し、その演技力が高く評価されています。彼女の代表作としては、『奇人たちの晩餐会』や『大統領の料理人』などが挙げられます。また、アガサ・クリスティーの作品を映画化した『アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵』シリーズでも、その存在感を発揮しています。フロは、フランス国内だけでなく、海外の映画ファンからも愛されており、国際的な映画祭にも多数参加しています。

主な出演作品は以下の通りです。

アメリカの伯父さん (1980)
C階段 (1985)
トムとローラ (1990)
パリ、18区、夜。(1994)
家族の気分 (1996)
奇人たちの晩餐会 (1998)
パパラッチ (1998)
ヌーヴェル・イヴ (1999)
La dilettante (1999)
水曜日は大忙し! (2001)
女はみんな生きている (2001)
シュシュ、パリデビュー (2003)
アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵 (2005)
譜めくりの女 (2006)
地上5センチの恋心 (2006)
L'empreinte de l'ange (2008)
アガサ・クリスティー 奥さまは名探偵 ～パディントン発4時50分～ (2008)
Le vilain (2009)
Imogène McCarthery (2010)
大統領の料理人 (2012)
偉大なるマルグリッド (2015) - マルグリッド役
ルージュの手紙 (2017)
ローズメイカー 奇跡のバラ (2020)

フロは、数々の映画賞にノミネート、受賞しており、その演技力は高く評価されています。また、彼女はフランスの国家功労勲章を受章しており、フランス文化への貢献も認められています。

その他、彼女の関連情報については、以下の外部リンクをご参照ください。

カトリーヌ・フロ - allcinema
カトリーヌ・フロ - KINENOTE
Catherine Frot - IMDb（英語）
* Catherine Frot - AlloCiné（フランス語）

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