カナイ (お笑い芸人)

カナイ: 日本のお笑いタレント

カナイ（本名：金井貴史）は、1987年2月11日生まれで、日本のお笑いタレントとして松竹芸能東京に所属しています。彼は埼玉県狭山市で生まれ育ち、お笑いコンビ『座敷ボウラー』や『青年タイアップ』のメンバーとして知られています。また、2017年から2020年までの間、元相方の和田佑と共に『タイーク』として活動していました。

人物像と経歴

カナイは成蹊大学を卒業しています。大学時代には剣道部に所属し、全国大会にも2回出場した実績があります。17年の剣道歴を持ち、現在も3段の段位を有しています。大学卒業後はロッテに入社し営業を担当しましたが、1年で退職し、2011年に松竹芸能タレントスクールの20期生として仲間と共に学び始めました。同級生には、人気タレントのキンタロー。やエリザベータがいます。

その後の2011年4月1日、彼は友人の和田と共に『座敷ボウラー』を結成しました。このコンビ名は、彼らが学生時代に毎日ボウリングを楽しんでいたことに由来しています。座敷ボウラーとして活動する中で、2012年には『お笑いネタ日記GP』でグランプリを受賞し、同年12月の松竹芸能ライブでは優勝も果たしました。これにより、2013年3月に初の単独ライブも成功させることとなりました。

コンビ活動の変遷

しかし、2015年5月には和田が体調不良で休養し、正式に解散を発表。それに続いて、カナイは『座敷ボウラー金井』としてピン活動を始め、多数のイベントで活躍しました。2015年には「サムイ芸人No.1」決定戦で優勝を遂げるなど、個人としても成績を残しました。

その後、2016年4月には元ボギーマンの鳥飼詠太と『青年タイアップ』という新たなコンビを結成。しかし、約1年の活動後、鳥飼が引退したために解散。それを経て、2017年に和田と共に新たに『タイーク』を再結成しましたが、2020年に再度解散し、カナイはソロの活動に専念しています。

趣味や特技

カナイの趣味としては、自転車旅行が挙げられ、自転車で東京から仙台まで旅をしたこともあります。また、ボウリングも楽しんでおり、その最高スコアは239です。特技には剣道に加え、独学で習得した卓球や、身体を使って時刻を表すユニークな技が含まれています。さらに、モルックを楽しみ、2019年の世界大会では国別対抗戦でベスト8に入賞するなど、多才な一面を見せています。

カナイは2022年11月、日本モルック協会のオフィシャルモルックアンバサダーに就任しています。また、スイーツの愛好者であり、『アメトーーク!』などで「アイスがなきゃ生きてイケない芸人」としても登場しており、オリジナルのアイスをイベントで販売したこともあります。

その他の活動

カナイは学生時代の同期であるキンタロー。との関わりも深く、漫才ユニット「金＆キン」を組んで2022年のM-1グランプリにも出場しました。こうした多彩な活動経歴を持つカナイは、現在もお笑いの世界で表現を続け、多くの人々に笑いを届けています。

代表的なメディア出演

カナイの出演メディアには、テレビ番組『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』や『初詣!爆笑ヒットパレード』、『アメトーーク!』などがあります。これらの番組では、彼の個性的なキャラクターと笑いのセンスが多くの視聴者に評価されています。

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