カネミ倉庫

カネミ倉庫株式会社

カネミ倉庫株式会社は、福岡県北九州市を本拠地に置き、倉庫業及び食用油の製造を専門とする企業です。1938年4月18日の創業以来、地域経済に貢献し続けてきました。現在、同社は近畿倉庫事業協同組合の一員でもあり、多様な事業展開を行っています。

主な業務内容

カネミ倉庫の業務は大きく分けて、倉庫業と米ぬか油・脱脂糠の製造にカテゴリーされています。

倉庫業

同社の倉庫事業は、主に以下の拠点で運営しています。

- 本社倉庫: 北九州市小倉北区
- 大阪支店倉庫: 大阪市の西成区と港区

これらの倉庫では、様々な商品を安全・確実に保管し、必要に応じた迅速な配送を行うことを目指しています。

食用油製造

また、食用油に関しては、主に以下の工場での製造が行われています。

- 本社工場: 北九州市小倉北区
- 広島工場: 廿日市市
- 大村工場: 大村市
- 松山工場: 松山市

これらの工場では、米ぬか油や脱脂糠の製造を手掛けており、質の高い製品を世に送り出しています。

バイオ事業部

加えて、カネミ倉庫はバイオ分野へも進出しています。バイオ事業部は本社と同じく、北九州市小倉北区に位置し、新たな技術や製品の開発に力を注いでいます。振興するバイオ技術は、持続可能な社会の実現に向けて大きな役割を果たしています。

歴史的背景

カネミ倉庫の起源は、第一次世界大戦中に設立された加藤精米所です。この精米所が発展し、1938年には九州精米株式会社として法人化されました。その後、1958年に東邦倉庫株式会社との合併により、現在の社名が確立されました。歴史的な出来事として、1968年にはダーク油事件及びカネミ油症事件が発生し、企業にとって大変な試練となりました。この事件は、人々の健康に深刻な影響を及ぼしたため、その後の事業運営において安全性の向上を強く意識するようになりました。

所在地と関連情報

カネミ倉庫の本社は、福岡県北九州市小倉北区東港に所在し、事業所は全国各地に点在しています。

カネミ倉庫