カブトムシ (お笑いコンビ)

カブトムシ

カブトムシは、2004年4月に結成されたお笑いコンビです。所属事務所はソーレアリアで、主にコントを中心とした芸風で知られています。コンビは2012年2月に解散するまで、多くの舞台やテレビ出演を通じて活躍しました。なお、かつては「CUB&MUSI」という名前でも知られていました。この旧名でも同じように親しまれていました。

メンバー構成

カブトムシは2人のメンバーから成り立っています。まず、ボケ担当はこすけ（本名：小助川 拓郎）で、1979年10月4日生まれの東京都出身。彼は高知大学教育学部を卒業し、血液型はO型です。もう一人のメンバーはてつを（本名：永田 哲也）で、1980年9月25日生まれの岡山県出身。てつをも高知大学教育学部を卒業しており、血液型はB型です。

コンビの結成と経歴

二人は高知大学の南溟寮で出会い、そこで行われる寮祭で新入生の余興に参加するためにコンビを組むことにしました。結成後、高知県の芸能事務所「DreamFactory」に2年ほど所属し、地元で4回の単独ライブを成功させ、延べ800人を動員しました。2006年5月には活動の場を東京に移し、ソーレアリアに所属して本格的に芸人としてのキャリアを開始しました。カブトムシは2007年には「ABCお笑い新人グランプリ」にノミネートされるなど、徐々にその名を広めていきました。

テレビ・メディア出演

カブトムシは様々なテレビ番組に出演し、その存在感を示しました。例えば、NHKの「爆笑オンエアバトル」には「CUB&MUSI」名義で5回出演し、続けてカブトムシ名義でも登場しました。戦績は1勝5敗で、最高は433KBを記録しました。さらに、NHKの「オンバト+」では5勝2敗を収め、最高513KBという成績を残し、第1回チャンピオン大会ではファーストステージで11位に終わっています。

他にも、日本テレビの「エンタの神様」にはキャッチコピー「お調子者の昆虫記」のもとに2度出演しました。また、「笑っていいとも!」、「爆笑最前線」、「ぐるぐるナインティナイン」では「おもしろ壮へいらっしゃい」のコーナーに登場し、さらには「爆笑ピンクカーペット」や「爆笑レッドシアター」など多くのバラエティ番組でも活躍しました。

解散とその後

カブトムシは2012年2月に解散しましたが、その活動の軌跡はお笑い史に残るものでした。彼らの笑いには多くのファンが魅了されており、解散後もその存在は語り継がれています。彼らの影響を受けた後輩芸人や、新たな芸人たちが生まれるなど、今の日本のお笑いシーンにおいても重要な位置づけを持っているコンビと言えるでしょう。彼らの活動は解散後も多くの人々の心に残り、日本のお笑いの歴史の一部として語り継がれています。

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