カヤFC
カヤ・フトボル・クルブ-イロイロ
カヤ・フトボル・クルブ-イロイロ（Kaya Futbol Club–Iloilo）は、フィリピンのイロイロをホームタウンとするサッカークラブです。その名はフィリピン語で「私たちはできる」という意味を持ち、また古いタガログ語では「兄弟愛への鍵」という意味もあります。このクラブは1980年代後半に、様々な年齢層の選手たちが集まり、バスケットボールコートで屋内サッカーを楽しむところから始まりました。さらに、7人制の屋外サッカー大会に参加し、数々のメダルやトロフィーを獲得することで名を馳せてきました。
1996年7月、カヤFCがマカティにおいて公式に創立されました。創立当初は、マニラ首都圏サッカー協会の主催する11人制のサッカー大会に出場し、フィリピン陸軍、空軍、海軍のサッカークラブがビッグスリーと呼ばれる中で、カヤは唯一彼らに立ち向かえるクラブとして認知されました。特に1990年代後半には、その競技力を発揮し、多くのファンに支持されるようになりました。
2015年にはUFLカップで優勝し、AFCカップ2016への出場権を獲得しました。この年は、クラブにとって重要な転機となりました。2017年には「カヤFC-マカティ」という名前でフィリピン・フットボールリーグに参加し、翌2018年にはイロイロに拠点を移し、「カヤFC-イロイロ」と改名しました。
2020年以降、星出悠が監督として就任し、チームはさらなる成長を遂げました。2021年にはAFCチャンピオンズリーグ2021本戦出場を果たし、コパ・パウリーノ・アルカンタラでは全勝かつ無失点で優勝しました。また、2022-23シーズンにもフィリピン・フットボールリーグで優勝を遂げ、2023/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグのグループステージからの参加権を獲得しました。
しかし、2023年8月11日、星出がAFCプロライセンスを不所持のため監督を退任し、アシスタントコーチに就任しました。その後、北アイルランド出身のコルム・カーティスが新たな監督に就任し、カンボジアのクラブでの経験も持つ彼が、チームのさらなる発展を目指しています。
タイトル
- - ユナイテッド・フットボールリーグカップ：1回（2015年）
現所属選手
2024年9月6日現在。
選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づいています。
歴代所属選手
- - 大村真也（2011年 - 現在）
- - 細江敏矢（2012年 - 2014年）
外部リンク
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