カラム・ハドソン＝オドイ

カラム・ハドソン＝オドイは、2000年11月7日にイングランドのロンドン、ワンズワース区で生まれました。現在はノッティンガム・フォレストFCに所属し、フォワードとして活躍しています。

クラブでの経歴

ハドソン＝オドイは、2007年にチェルシーFCの下部組織に入団し、その才能を磨き始めました。2016年8月にはU-18チームに昇格し、同シーズンのFAユースカップ制覇に大きく貢献。翌シーズンには、16歳という若さでU-23チームへとステップアップしました。

トップチームでのデビューは2017年12月20日のフットボールリーグカップ、AFCボーンマス戦でした。この試合ではベンチ入りしたものの、出場機会はありませんでした。しかし、2018年1月28日のFAカップ、ニューカッスル戦で81分にペドロとの交代で途中出場を果たし、念願のトップチームデビューを飾りました。その3日後のボーンマス戦ではプレミアリーグに初出場。さらに、翌シーズンにはUEFAヨーロッパリーグのグループリーグ、PAOK戦でトップチームでの初ゴールを記録しました。

2022年8月30日には、バイエル・レバークーゼンへのレンタル移籍が発表され、新たな挑戦を始めています。

代表での経歴

ハドソン＝オドイは、ガーナにルーツを持つため、ガーナ代表としてプレーする資格も持っていますが、イングランド代表としてプレーすることを選択しました。2017年にはU-17イングランド代表としてFIFA U-17ワールドカップに出場し、7試合で1ゴールを挙げ、チームの優勝に貢献しました。

2019年3月には、UEFA EURO 2020予選に臨むイングランド代表に初めて招集されました。3月23日のチェコ戦では途中出場を果たし、64年ぶりとなるイングランド代表の最年少出場記録を更新しました。

人物

ハドソン＝オドイの父は、かつてアクラ・ハーツ・オブ・オークなどでプレーしていたガーナ人サッカー選手のビスマーク・オドイです。実兄のブラッドリー・ハドソン＝オドイも、ノンリーグに所属するサッカー選手として活躍しています。

2020年3月13日、所属していたチェルシーFCは、ハドソン＝オドイが体調不良を訴え、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が確認されたことを発表しました。スカイスポーツの報道によると、彼はプレミアリーグで最初に感染が確認された選手となりましたが、幸いにも症状は軽く、4月までに完全に回復しました。

個人成績

（詳細は省略）

タイトル

クラブ

チェルシーFC U-18
U-18プレミアリーグ：2016-17
FAユースカップ: 2016–17, 2017–18

チェルシーFC
UEFAチャンピオンズリーグ：2020-21
UEFAスーパーカップ：2021
FIFAクラブワールドカップ : 2022

代表

U-17イングランド代表
FIFA U-17ワールドカップ: 2017

個人

UEFA U-17欧州選手権大会ベストイレブン: 2017

代表歴

出場大会

U-17イングランド代表
2017年 - FIFA U-17ワールドカップ（優勝）

試合数

国際Aマッチ 3試合 0得点（2019年- ）

脚注

（省略）

外部リンク

カラム・ハドソン＝オドイ - Soccerbase
* England profile

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