カルチャーSHOwQ〜21世紀テレビ検定〜

カルチャーSHOwQ〜21世紀テレビ検定〜

『カルチャーSHOwQ〜21世紀テレビ検定〜』は、2007年4月から2009年3月まで、tvk（テレビ神奈川）を中心に独立放送局が集まった「東名阪ネット6」によって制作されたテレビ番組です。この番組は、トークショーとクイズを組み合わせた形式で、毎週月曜日の20:00から20:55（JST）に放送されました。

番組の背景

番組は、テレビ神奈川を含む6つの独立局が共同で制作することとなり、その前例としては、1983年に終了した『クイズバトンタッチ』以来24年ぶりのクイズ番組となりました。各局の特性や地域性を活かしつつ、視聴者に楽しんでもらえるような内容が目指されました。

形式

番組は、ゲストを招いてテーマに沿ったトークを行う一方で、歴史や文化に関連する3択クイズを出題しました。毎回20問のクイズが用意されており、2008年のリニューアル以降は15問に変更されました。問題はVTRで出題され、各問題には5秒の制限時間が設けられました。司会の筧利夫を模したフィギュア「コカケイくん」がナレーションを担当するなど、ユニークな演出が盛り込まれていました。

参加と報酬

視聴者は、番組中に発表されるキーワードをもとに、公式ウェブサイトからインターネット上でクイズに参加できる企画が展開されました。全問正解者には「ゴールドコカケイくん」がプレゼントされるなど、視聴者の参加を促進する工夫がありました。

エンディングテーマ

番組のエンディングでは、筧利夫が作曲したオリジナル曲が流れ、途中、テーマや冒頭が変更されるなど、視聴者を飽きさせない工夫もなされていました。

視聴者プレゼント

毎回、視聴者へのプレゼントとしてミュージック・ギフトカードや特産品などが用意され、応募方法も簡易化されていました。特に、視聴者からの応募で抽選を行うスタイルが注目されました。

番組の進化

番組は当初1年間の予定でしたが、人気を受けてリニューアルして続行されることになりました。ゲストの枠が増え、各局のアナウンサーが出演するようになり、視聴者とともに楽しむスタイルが確立されていきました。また、2008年の中華街検定では初めて屋外でのロケも行われ、多様なアプローチが見られました。

最後に

2009年3月に番組は終了しましたが、その終了後も特別番組が放送されるなど、視聴者に強く印象に残る番組として認識されています。『カルチャーSHOwQ』は、文化や歴史に関心を持つ視聴者の心をつかんだ、独自の魅力を持ったテレビ番組でした。

もう一度検索