ガブリエル・スアソ

ガブリエル・アロンソ・スアソ・ウルビナ

ガブリエル・アロンソ・スアソ・ウルビナ（Gabriel Alonso Suazo Urbina, 1997年8月9日 - ）は、チリの首都サンティアゴ出身のプロサッカー選手です。現在は、フランスのリーグ・アンに所属するトゥールーズFCでディフェンダーとしてプレーしています。

クラブ経歴

コロコロ時代

スアソは幼少期からチリの強豪クラブであるCSDコロコロのユースチームで育ちました。2015年にトップチームへ昇格し、同年7月19日に行われた国内カップ戦、コパ・チレのデポルテス・コンセプシオン戦でプロデビューを果たしました。以降、9シーズンにわたりコロコロの中心選手として活躍しました。

トゥールーズFC時代

2023年1月16日、スアソはフランスのトゥールーズFCと3年半の契約を締結し、海外リーグへ挑戦することになりました。加入1年目となる2022-23シーズンには、クープ・ドゥ・フランス（フランスカップ）で優勝を経験しました。2023-24シーズンもリーグ戦31試合に出場するなど、主力として活躍。その活躍から、2024年6月にはイングランドのエヴァートンFCからの関心が報じられるなど、注目を集めています。

代表経歴

スアソは、2016年に開催されたコパ・アメリカ・センテナリオを目前にした時期に、ユース世代の代表経験がないままチリ代表に選出されました。しかし、本大会の代表メンバーからは落選しました。翌2017年には、2017 南米ユース選手権にU-20チリ代表として出場しています。A代表デビューは2017年6月のブルキナファソ戦でした。2024年6月には、コパ・アメリカ2024のチリ代表メンバーに選出されました。

コパ・アメリカ2024では、グループリーグ初戦のペルー戦を0-0で引き分け。続く第2戦のアルゼンチン戦では、前半にリオネル・メッシに激しいタックルを見舞い、自身も相手MFロドリゴ・デ・パウルに踏み付けられるなど、激しい応酬の末に0-1で敗れました。さらに、3戦目のカナダ戦では、前半26分までに2枚のイエローカードを受け、退場処分となりました。試合は0-0で終わり、チリ代表はグループリーグ敗退という結果に終わりました。

スアソは、クラブと代表の両方で経験を積み、今後の更なる成長が期待される選手です。

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