ガモウひろし

ガモウ ひろし：日本の漫画家

基本情報

ガモウひろしは、1962年8月17日生まれ、東京都で育ち埼玉県越谷市に在住する日本の漫画家です。彼の作風は、主にヒーローをテーマにしたギャグ漫画から成り立っています。

来歴

ガモウの漫画のキャリアは、1984年に『根暗仮面』で第21回赤塚賞佳作に選ばれたことに始まります。1985年7月に月刊誌『フレッシュジャンプ』で『臨機応変マン』でデビュー。これは彼のライフワークとも言える作品であり、以降、様々なヒーロー物を手掛け、特にギャグ漫画に特化して作品を発表しています。1987年には『フレッシュジャンプ』にて『スーパーボーヤケンちゃん』の連載を開始し、1990年には『トラブル昆虫記』が特別読切として『週刊少年ジャンプ』にて掲載されました。

1993年から1997年にかけて、彼の代表作である『とっても!ラッキーマン』を連載し、全188話、単行本は16巻に及ぶ長期連載となりました。また、この作品はアニメやゲームにも展開されるなど、多くのファンに支持されることになります。『ラッキーマン』連載前の約2年間、彼は無遅刻無欠勤でサラリーマンとしての生活を続けていました。

その後、1998年に『ぼくは少年探偵ダン♪♪』を連載し、2000年には『バカバカしいの!』が続きますが、いずれも短期連載に終わりました。また、2003年には「mangaオモ!」にて『キューボ戦隊オモレンジャー』を、2008年には絵本『でたぁーっ わんつーぱんつくん』を出版しました。2009年には『ラッキーマン』の文庫本が発売され、新たな描き下ろしやあとがきが追加されています。

人物

彼のペンネームの由来は、越谷市内に存在する「蒲生」という地名に由来しています。私生活では「てっちゃん」というニックネームを持ち、2人の子供がいます。特に1970-80年代のジャニーズに詳しく、シブがき隊に関するネタは多くの作品に登場しています。漫画の絵は、当時「ジャンプで一番絵が下手」と言われたこともありましたが、ガモウ自身は「漫画に大切なのは愛です」と語っています。

『ラッキーマン』の連載時期、他の人気作品には及ばないことを自覚しながらも、「ガモウのくせに」という言葉を励みにし、全力で描き続けたことを明かしています。2009年には、自身の作品を愛してくれる多くの人々の存在を思い、描いていて良かったと感動したエピソードもあります。

作品リスト

ガモウの代表的な連載作品には、以下のようなものがあります：

• - 臨機応変マン：コミックス全4巻
• - スーパーボーヤケンちゃん：コミックス全2巻
• - とっても!ラッキーマン：コミックス全16巻、文庫版全8巻
• - ぼくは少年探偵ダン♪♪：コミックス全2巻
• - バカバカしいの!：コミックス全1巻

また、読み切りや単発作品もあり、近年では絵本も手掛けており、幅広い表現活動を行っています。

関連項目

大場つぐみとの関連もあるが、ガモウに関しては、主にその独自のキャラクター描写とユーモアある作品世界が支持され続けています。

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