ガンドランダーIV 復活の星勇士編

ガンドランダーIV 復活の星勇士

『ガンドランダーIV 復活の星勇士』は、バンダイのガシャポンを中心とした玩具企画「ガンドランダー」シリーズの最終作です。本作はシリーズで唯一、『SDガンダム』の名を冠しています。

元々、シリーズの集大成として企画され、過去の作品に登場したキャラクターたちが一堂に会する内容でした。しかし、人気低迷の影響からか、ガシャポンは第2弾までで打ち切りとなり、立体化されなかったキャラクターも多数存在します。

商品展開

ガシャポンシリーズ第1弾は、従来のシリーズと同様に、主要キャラクターや脇役がラインナップされた100円商品でした。半年後に登場した第2弾「ファイナル」では、星勇士とガードモンスターの2体セットが200円で販売され、一応の終結を見ました。

特筆すべき点として、第1弾と第2弾のガードモンスターには、最終キャラクター「ファイナルガンドランダー」を組み立てるためのパーツが、本体の塩ビパーツに隠されていました。商品に付属するミニブックには組立図が掲載されておらず、隠しギミックとなっていました。また、第1弾でメッキ加工されていたガードペガサス、ガードユニコーンのプラパーツは、第2弾では成型色むき出しで処理されています。

ストーリー

ガンマドラゴンの戦いから1年後、邪神グランザムによって蘇ったクルガンサザバルガ率いる新生赤い盗賊団ネオレッドシーフによって、ガンドランダーGたちは水晶に封印され、ガンドランド大陸は再び危機に瀕します。

戦力を失い、追い詰められていくダッドランダーたちの前に、星勇士スターロードを名乗るアースランダーとヘルツランダーが現れます。彼らは、グランザムを倒すために宇宙から来た星勇士であり、ガンドランダーやスペリオルランダーたちもまた、同じ使命を持つ星勇士であることを告げます。

星勇士として覚醒した彼らは、新生赤い盗賊団の六神軍団と戦い、最終的には6人の星勇士と他の星勇士たちが古の呪文によって魂を一つにし、伝説の宇宙巨神を顕現させて邪神を倒します。

登場人物

星勇士

6人の星勇士は、衛獣ガードモンスターと呼ばれる守護獣と合体することができます。

星勇士アースランダー（モチーフ：ガンダムGP01）：本作の主人公。コズミック兄弟の長兄。ガードユニコーンと合体すると星勇士ユニコーンランダーになります。
星勇士ヘルツランダー（モチーフ：ガンダムGP01Fb）：コズミック兄弟の2番目。ガードペガサスと合体すると星勇士ペガサスランダーになります。
星勇士クロイツランダー（モチーフ：ガンダムGP02）：コズミック兄弟の3番目。ガードヘラクレスと合体すると星勇士ヘラクレスランダーになります。
星勇士カーロランダー（モチーフ：ガンダムGP03S）：コズミック兄弟の4番目。ガードグリフォンと合体すると星勇士グリフォンランダーになります。
星勇士ミーティアテトラ（モチーフ：ガーベラ・テトラ）：元は六神軍団の獣戦士ガーベラテトラ。ガードサラマンダーと合体すると星勇士テトラサラマンダーになります。
星勇士ガンキラー（モチーフ：ガンキラー）：かつての超神竜士。ガードワイバーンと合体すると星勇士キラーワイバーンになります。

その他

ニューダッドランダー：ガンドランダーGたちが封印された後、残ったスペリオルランダーSFたちを指揮して新生赤い盗賊団に対抗していました。
超神飛翼ハイパーゴッドウイングダイノオーキス：空神エアゴッドスカイザウラーと陸神アースゴッドランドザウラーが合体することで誕生する最終兵器神。
合体巨神ファイナルガンドランダー：古の呪文「スペースギガス」を唱えて全ての星勇士の魂を1つにすることで誕生する伝説の宇宙巨神。ダイノオーキスと合体することで、究極の姿であるアルティメットファイナルガンドランダーになります。
邪獣大王グランドエビルキングファイナルグランザム（グランザム）：50年前にフォーミュランド大陸に現れた邪神。
* 怨霊戦士レイスファイタークルガンサザバルガ（サザビー）：邪神グランザムによって復活した元・赤い盗賊団の首領。新生赤い盗賊団ネオレッドシーフを率います。

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