キッコーマン総合病院

キッコーマン総合病院は、千葉県野田市にある、キッコーマン株式会社が運営する企業立病院です。

沿革

その起源は古く、文久2年（1862年）に、醤油醸造家の家族が蔵人や家族のために設けた養生所に遡ります。その後、1914年（大正3年）には、大正天皇の即位を記念する事業として、野田醤油醸造組合により「野田病院」が開院しました。これが現在のキッコーマン総合病院の始まりです。

設立当初、野田市には公立病院が存在せず、大学病院や他の公的医療機関もなかったため、当病院が事実上市民のための総合病院としての役割を担っていました。現在も、企業立病院でありながら、キッコーマンの従業員とその家族だけでなく、地域住民や一般の方々にも広く開放されています。

2012年（平成24年）8月には、隣接地に新病院が建設され移転しました。同時に産婦人科では、分娩を含む入院診療が再開されています。新病院は免震構造を採用しており、災害対策が強化されています。

病院の外観は、キッコーマン株式会社のコーポレートカラーであるオレンジを基調としているのが特徴です。診療体制も強化しており、従来からの消化器内科・消化器外科に加え、近年では整形外科が常勤医師5名体制となり、2013年4月からは泌尿器科も常勤医師体制となるなど、診療の幅を広げています。

診療科

内科
外科
小児科
産婦人科（2008年3月に分娩の取り扱いを休止しましたが、2012年8月から再開）
整形外科
耳鼻咽喉科
眼科
脳神経外科
皮膚科
泌尿器科
リハビリテーション科
麻酔科

医療機関の指定など

キッコーマン総合病院は、以下の医療機関の指定を受けています。

保険医療機関
労災保険指定医療機関
身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
生活保護法指定医療機関
原子爆弾被爆者一般疾病医療取扱医療機関
特定疾患治療研究事業委託医療機関
* 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関

交通アクセス

東武野田線（東武アーバンパークライン）愛宕駅下車、徒歩8分です。

外部リンク

キッコーマン総合病院

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