キャッピー・ポンデクスター

キャッピー・ポンデクスター（Cappie Pondexter、1983年1月7日 - ）は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の女子プロバスケットボール選手です。ポジションはシューティングガードで、WNBAのシカゴ・スカイに所属しています。

プロ入り前

ポンデクスターは、ジョン・マーシャル・メトロポリタン高校でその才能を開花させ、全米MVPを獲得しました。その後、ラトガース大学に進学し、大学バスケットボール界でも目覚ましい活躍を見せました。

WNBAでの活躍

2006年、WNBAドラフト全体2位でフェニックス・マーキュリーに入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。ルーキーイヤーからオールスターに選出され、オールルーキーチームにも選ばれるなど、その実力は早くから認められました。

2007年には、フェニックス・マーキュリーのWNBA優勝に大きく貢献し、ファイナルMVPにも選ばれるという輝かしい実績を残しました。

その後、2010年にはニューヨーク・リバティに移籍。2015年からは現在の所属チームであるシカゴ・スカイでプレーしています。

国際舞台での活躍

ポンデクスターは、2008年の北京オリンピックではアメリカ代表として出場し、金メダルを獲得しました。その実力は国際舞台でも証明されています。

海外でのプレー

WNBAでの活躍に加え、ポンデクスターは海外のリーグでもプレー経験があります。トルコのフェネルバフチェやロシアのエカテリンブルクなど、ヨーロッパの強豪チームでも活躍しました。

問題発言

ポンデクスターは、そのキャリアの中で、2011年3月11日に日本で発生した東日本大震災について、自身のツイッターで不適切な発言をしたことがあり、物議を醸しました。彼女は、震災の被害を「真珠湾攻撃の報い」と表現し、さらに批判に対して人種差別的な発言を繰り返しました。その後、この発言について謝罪しています。

まとめ

キャッピー・ポンデクスターは、卓越したバスケットボールの才能を持ち、WNBAや国際舞台で数々の実績を残した選手です。しかし、過去には不適切な言動で批判を浴びたことも事実です。彼女のキャリアは、輝かしい成功と、その陰にある課題の両面を浮き彫りにしています。

経歴

大学: ラトガース大学
WNBA:
2006-2009 : フェニックス・マーキュリー
2010-2014 : ニューヨーク・リバティ
2015- : シカゴ・スカイ
国外:
2006-2008 : フェネルバフチェ
2008- : エカテリンブルク

外部リンク

* 公式HP（英語）

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