キャベツ太郎

キャベツ太郎は、株式会社やおきんが1981年から販売している人気スナック菓子です。製造は株式会社菓道が担当しています。

主な原材料はトウモロコシで、表面には緑色の青海苔がまぶされています。味付けは、甘辛いソース味が特徴です。商品名に「キャベツ」と入っていますが、原材料にキャベツは使用されていません。

ネーミングの由来については、いくつかの説があります。やおきんによると、「芽キャベツに形が似ているから」という説や、「発売当時、キャベツの千切りにソースをかけて食べるのが一般的だったから」という説が挙げられています。しかし、製造元の菓道からは公式な発表はなく、やおきんもこれらの説はあくまで推測であるとしています。消費者が自由に想像することも、駄菓子の楽しみの一つであるという見解を示しています。

パッケージには、警官の制服を着た蛙のキャラクターが描かれています。このキャラクターは、キャベツ畑を見張っているという設定です。テレビ番組『ネプリーグ』では、この蛙のキャラクターについて、害虫を食べるもののキャベツは食べないことから、キャベツ畑を守る存在として選ばれたのではないかという解説がされていました。

キャベツ太郎を製造する菓道は、他にも「玉葱さん太郎」「もろこし輪太郎」「蒲焼さん太郎」「餅太郎」など、「太郎」のつくユニークな名前の駄菓子を数多く製造しています。

キャベツ太郎は、長年愛されている駄菓子であり、その独特なネーミングやキャラクター、そして味わいから、多くの人に親しまれています。子供の頃に食べた思い出の味として、また、大人になってからも懐かしさを感じながら楽しめるお菓子として、その人気は衰えることがありません。

関連情報として、やおきんの公式サイトでは、キャベツ太郎の14g、90g、そしてAMキャベツ太郎の各商品が紹介されています。

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