キリル・デスポドフ

キリル・ヴァシレフ・デスポドフ（ブルガリア語: Кирил Десподов、1996年11月11日 - ）は、ブルガリアを代表するサッカー選手であり、主にミッドフィールダーとして活躍しています。現在はギリシャ・スーパーリーグの強豪PAOKに所属し、ブルガリア代表としてもその才能を発揮しています。

クラブキャリア

デスポドフは12歳の時からリテックス・ロヴェチというクラブに所属し、着実にその才能を伸ばしていきました。2019年1月30日には、イタリアのセリエAに所属するカリアリ・カルチョと4年半の契約を結びました。移籍金の額は公表されていませんが、ブルガリアリーグの歴史の中で最高額であったと報じられています。カリアリでは十分な出場機会を得られず、その才能を完全に開花させるには至りませんでした。

2020年10月5日、デスポドフはPFCルドゴレツ・ラズグラドに期限付き移籍を果たします。ルドゴレツでは中心選手として活躍し、チームの勝利に大きく貢献しました。その活躍が認められ、2021年6月19日には完全移籍を果たし、名実ともにルドゴレツの一員となりました。

2023年9月4日、デスポドフは新たな挑戦の場として、ギリシャ・スーパーリーグのPAOKに完全移籍しました。PAOKでは、その卓越した技術と戦術眼でチームに貢献し、サポーターからの期待も高まっています。

代表キャリア

デスポドフはブルガリア代表としても重要な役割を担っています。2015年2月7日、ルーマニア代表との親善試合でブルガリア代表デビューを飾りました。A代表初ゴールは、2018年10月13日のUEFAネーションズリーグ、キプロス代表戦で記録し、2-1での勝利に貢献しました。以降、ブルガリア代表の中心選手として、数々の試合で活躍しています。

キリル・デスポドフは、その才能と努力によって、ブルガリアサッカー界を代表する選手の一人となりました。彼の今後の活躍に、ますます期待が高まっています。

プレースタイル

デスポドフは、主に攻撃的ミッドフィールダーとして、その才能を発揮します。ドリブル、パス、シュートのいずれも高いレベルにあり、相手ディフェンスにとって非常に厄介な存在です。また、戦術理解度も高く、チームのために献身的にプレーすることができます。豊富な運動量も彼の持ち味であり、攻守にわたってチームに貢献します。FKの精度も高く、直接FKでゴールを奪うこともあります。

まとめ

キリル・デスポドフは、ブルガリアサッカー界の至宝として、その将来を嘱望されています。彼のこれからの活躍に注目が集まっています。

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