キンさばっ!! -近所の裁き-

『キンさばっ!! 〜近所の裁き〜』番組詳細

『キンさばっ!! 〜近所の裁き〜』は、2008年10月14日から2011年3月28日まで三重テレビで放送されていたバラエティ番組です。萩本欽一がプロデュースし、三重県の観光大使を務める彼が、県内各地で公開収録を行う形式で番組は制作されました。

番組概要

この番組は、三重テレビにとって久しぶりの公開収録番組であり、毎回、県内各地での収録模様が放送されました。萩本欽一はプロデューサーとして番組に関わる中で、2010年11月には三重テレビ報道制作局の「名誉局長」に就任しています。番組の主な出演者は、堀口文宏、森本廉太郎、さとうあつし、ちょんまげワールド伊勢の役者たちで、萩本自身も不定期で出演していました。また、毎回異なるゲストや一般の収録参加者も出演しました。観覧は無料でしたが、事前の申し込みが必要でした。

番組のオープニングとエンディングでは、「欽ちゃんの夢を応援します」というキャッチフレーズで協賛スポンサーが紹介されていました。ただし、協賛には三重テレビ自身も含まれており、これは番組スポンサーという位置づけではありませんでした。番組では毎月「月間プレゼント」として5種類ほどの賞品が用意され、視聴者へのプレゼント企画も実施されていました。

放送開始当初は三重テレビのみで放送されていましたが、その後、放送時間が何度か変更されました。その後、遅れてネット放送が開始され、2009年10月からはサンテレビとKBS京都テレビ、2010年1月からはテレビ愛知、そして2010年4月からは岐阜放送でも放送されるようになりました。

出演者

番組には以下の出演者がレギュラーとして登場しました。

森本廉太郎 - 奉行役
さとうあつし - 同心役
室矢まんぺい - 書記役
斉藤やす - 岡っ引き役
堀口文宏（あさりど） - 捕り方役。姉妹番組『ええじゃないか。平成弥次さん出会い旅』にも出演。
萩本欽一 - プロデューサー。番組に不定期で出演。

番組内容

番組のコンセプトは、江戸時代に「大岡裁き」で知られた大岡忠相が、江戸南町奉行となる前に「山田奉行」として三重県伊勢市で活躍したという逸話に基づき、現代の三重県でその「大岡裁き」を再現することです。番組では、一般視聴者が抱える身近な悩みを、奉行役の出演者たちが解決していくという趣旨で進行しました。

舞台は奉行所に見立てたセットで、相談者は「申立人」として登場し、自身の悩みを奉行に訴えます。また、相談の対象となる「下手人」も登場し、双方の言い分を聞いた上で、大学教授や医者、弁護士などのご意見番の意見も参考にしながら、最後に奉行が“お裁き”を下します。プロデューサーの萩本自身も、相談の途中で舞台に登場し、相談者と対象者の仲を取り持つ役割を果たすこともありました。

その他

番組のオープニングテーマには、ウルフルズの「まいどハッピー」が使用されました。

番組の制作スタッフは、プロデューサーが萩本欽一と山田享司で、制作著作は三重テレビでした。

ネット局

現在のネット局は特になし
過去のネット局：サンテレビ、KBS京都テレビ、テレビ愛知、岐阜放送

外部リンク

* 三重テレビ公式サイト内 欽ちゃんプロデュース! 『キンさばっ!! 〜近所の裁き〜』公式サイト

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