キーガン・トンプソン

キーガン・コール・トンプソン

キーガン・コール・トンプソン（Keegan Cole Thompson）は、1995年3月13日にアメリカのアラバマ州カルマンで生まれたプロ野球選手です。シカゴ・カブスに所属し、主に投手として活躍しています。トンプソンは右投右打の選手であり、その投球スタイルで注目を集めています。

経歴

トンプソンはオーバーン大学でプレーしていた際、2015年6月にトミー・ジョン手術を受けました。これは投手にとって大きな試練であり、投球能力に影響を及ぼす可能性がありますが、彼はこの困難を乗り越えました。

2016年には、MLBドラフトの33巡目（全体985位）でデトロイト・タイガースから指名されましたが、この時は契約しませんでした。その後、2017年のドラフトでは、3巡目（全体105位）でシカゴ・カブスから指名され、プロ入りを果たします。契約後はマイナーリーグのA-級ユージーン・エメラルズでプロデビューを果たし、そのシーズン中に7試合（先発1試合）に登板し、1勝2敗、防御率2.37、23奪三振という好成績を残しました。

2018年には、A+級マートルビーチ・ペリカンズおよびAA級テネシー・スモーキーズでプレーし、両球団で25試合に登板。9勝6敗、防御率3.61、115奪三振を記録しました。しかし、翌2019年は故障の影響で、ルーキー級アリゾナリーグ・カブスとAA級テネシーの2球団で合計3試合のみの登板に留まりました。この年のオフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスでプレーしました。

2020年は、新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦に出場できませんでした。オフの11月20日、彼はルール・ファイブ・ドラフトに備え40人枠に加えられました。2021年5月1日、トンプソンはメジャーリーグに初昇格し、翌日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビューを果たしました。

投球スタイル

トンプソンの投球スタイルは多面的で、彼のフォーシームは平均93〜95mphの速さで投げられます。さらに、彼は80mph台前半のスライダー、70mph台後半のカーブ、80mph台前半のチェンジアップを使い分け、打者に対して多様なアプローチを展開します。

成績と将来

2023年度のシーズン終了時には、彼の成績は注目されており、今後の活躍が期待されています。彼は背番号71をつけており、今後のプレーコースが注目されている選手の一人です。トンプソンは、今後もさらなる成長と進化を遂げ、シカゴ・カブスにとって重要なピッチャーとなることが期待されています。

もう一度検索