キース・マッケンジー (アメリカンフットボール)

キース・マッケンジー（Keith McKenzie、1973年10月17日 - ）は、ミシガン州デトロイト出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションはラインバッカーおよびディフェンシブエンド。バッファロー・ビルズで活躍したレジー・マッケンジーの甥としても知られています。現在は母校であるボール州立大学でディフェンスラインコーチとして後進の指導にあたっています。

大学時代

1991年から1995年までボール州立大学でプレーしました。最終学年にはディフェンシブエンドとして、ミッド・アメリカン・カンファレンスのオールチームに選出されるなど、その才能を発揮しました。その功績が認められ、2007年には大学のスポーツ殿堂入りを果たしています。

NFLでの活躍

1996年のNFLドラフト7巡でグリーンベイ・パッカーズに指名され、NFL入りを果たしました。パッカーズ在籍中には、第31回スーパーボウルでチームは優勝を経験。マッケンジーもチームの一員として貢献しました。

その後、クリーブランド・ブラウンズに在籍時の2001年11月、シカゴ・ベアーズ戦で左足首を骨折するというアクシデントに見舞われました。

2002年にはシカゴ・ベアーズに所属し、先発3試合を含む5試合に出場しましたが、同年10月16日に解雇されました。ベアーズは当時、ロングスナッパーのジョディ・リトルトンをアクティブロースターに加えています。同年11月には、古巣であるグリーンベイ・パッカーズと1年52万5000ドルで契約を結び、再びパッカーズの一員としてプレーしました。

2003年2月末にはバッファロー・ビルズと契約し、新たなチームで活躍しました。

指導者としてのキャリア

現役引退後、2008年から2015年までウェイン州立大学のアシスタントコーチを務め、指導者としてのキャリアをスタートさせました。2016年からは、母校であるボール州立大学のアシスタントコーチに就任し、現在に至るまで後進の育成に力を注いでいます。

プレースタイルと人物像

マッケンジーは、ラインバッカーとディフェンシブエンドの両方をこなせるユーティリティ性、屈強なフィジカルを活かしたプレーが持ち味でした。また、チームのために全力を尽くすプレースタイルは、多くのファンから愛されました。指導者としては、選手一人ひとりの個性と能力を最大限に引き出すことを重視し、その熱心な指導ぶりは選手からの信頼も厚いです。

コーチとして、これからのアメリカンフットボール界を担う選手たちの育成に貢献することが期待されています。

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