クアタラソさぬき津田

クアタラソさぬき津田

クアタラソさぬき津田は、かつて香川県さぬき市津田町鶴羽に位置していた温浴施設であり、クアハウスとして地域住民や観光客に親しまれていました。この施設は、リラクゼーションや健康増進を目的とした多彩な設備を持ち、訪れる人々に心身の癒しを提供していました。

概要

この施設は、もともと旧津田町（現在のさぬき市）が管理していましたが、1996年11月に津田健康開発公社へと管理が移行され、同時に民間企業である穴吹エンタープライズに運営が委託されることとなりました。2009年時点では、運営主体は変わらずに穴吹エンタープライズが務めており、地域の人々にとって貴重な健康促進の場であり続けていました。

沿革

クアタラソさぬき津田の歴史は、1993年に遡ります。その年の3月には、このクアハウスの建設が始まり、株式会社津田健康開発公社が設立されました。この公社は、施設の管理や運営を行う役割を担うこととなりました。1996年には、運営が穴吹エンタープライズに委託され、この企業がその後の管理運営を行うことになります。近年では、2024年の3月31日をもって営業を終了し、無期限の休止に入ることが決まっていました。

施設概要

クアタラソさぬき津田は、地上3階建ての構造を持ち、様々な機能やサービスが用意されていました。バディーゾーンでは、かぶり湯やうたせ湯、寝湯、圧注浴、タラソ浴など、豊富な入浴体験が可能でした。また、ゆったりと湯に浸かるための各種浴槽やサウナが揃い、リラックスした時間を楽しむことができました。

温水プールもあり、20m×5mの運動プールや子供用プールが用意されていました。特に、27.2mのウォータースライダーは子供たちに人気があり、楽しいひとときを提供していました。着水プールやさまざまなレクリエーションの場も設けられ、家族連れや友人同士で訪れる人々に愛される空間となっていました。

まとめ

クアタラソさぬき津田は、地域の健康やリラクゼーションに寄与していた重要な施設でした。季節に応じた多彩なサービスや充実した設備は、訪れる人々に癒しを与え、心身のリフレッシュに貢献していました。残念ながら無期限の営業休止が決まった今、この場所が持っていた思い出や体験は多くの人々の心に残り続けることでしょう。

もう一度検索