クイズ!スピードキング

クイズ!スピードキング（QUIZ! SPEED KING）

『クイズ!スピードキング』（略称: QSK）は、2011年10月5日から2012年3月28日までテレビ朝日で放送されていたクイズ番組です。愛称は「スピキン」。

概要

この番組は、4人のプレイヤーが協力し、持ち時間を増やしながら早押しクイズの達人である「スピードキング」に挑戦し、賞金獲得を目指すというものです。

各プレイヤーは、席に描かれた数字（10, 20, 30, 40）に対応した秒数を、正解ごとに獲得できます。ただし、3rdステージでは全員分の獲得秒数が合算されます。席順は、プロデューサーと編成部が回答したアンケートを基に、「頭が良さそう」と判断された順に決定されます。

1st・2ndステージでは、40秒席の人が多く正解を出すほど、3rdステージの難易度が下がるという仕組みがありました。BGMには、『ドラゴンクエスト』シリーズやファミリーコンピュータ音源のSEが使用され、番組を盛り上げました。

放送終了後には、イギリスの制作会社との共同で、海外販売用の番組フォーマット『No Brainer』が開発され、オランダでも放送されました。また、本国でもリメイク版『最強スピードキングを倒せ!!クイズ!タイムイズマネー』が放送されました。

出演者

番組の進行役やナレーションは、テレビ朝日アナウンサーが担当しました。

大熊英司：進行役
野村真季：問題読み
古澤琢：ナレーション

主な挑戦者

以下のようなメンバーが中心となって出演し、最終回では8人全員が出演しました。

中田敦彦（オリエンタルラジオ）
河本準一（次長課長）
小森純
ビビる大木
坂下千里子
春日俊彰（オードリー）
芹那（SDN48）
遠藤章造（ココリコ）

スピードキング

番組を盛り上げた「スピードキング」は以下の2名です。

田中健一：16戦13勝3敗、連勝記録8、連敗記録2、勝率81.3％、賞金損失総額345,000円
日高大介：10戦6勝4敗、連勝記録2（2回）、連敗記録2、勝率60.0％、賞金損失総額356,000円

ルール

4人の芸能人がチームを組み、協力してクイズに挑戦します。

1. 1st・2ndステージ：ここで多くの持ち時間を稼ぐことが重要です。ただし、1人でも持ち時間が0秒になると、即ゲームオーバーとなります。
2. Finalステージ：4人が獲得した秒数を合計し、その持ち時間でスピードキングと対戦します。勝利すれば、残り秒数×1000円の賞金を獲得できます。

対抗戦

4人1チームの2チーム対抗戦も実施されました。

1. 各チームが1st・2ndステージに挑戦します。
2. 3rdステージで2チームが直接対決し、勝利チームがボーナスステージ（スピードキングとの対戦）に進出します。
3. 2ndステージ終了前に1人でも持ち時間が0秒になると、不戦敗となり、相手チームがボーナスステージに進出します。
4. ボーナスステージ勝利の賞金は通常と同じ減額制ですが、特別編では固定制となりました。

最終回スペシャル

2チームが別々に挑戦し、最初から最終ステージのスピードキング戦に300秒を持って挑戦しました。真の最終戦は、日高VS8人全員での対戦となりました。

クイズ内容

番組では、様々な形式のクイズが出題されました。

オープニングクイズ
だんだん難問クイズ
対抗戦のみで実施される、2チームの直接対決

1stステージ

国民平均3文字クイズ
連チャン当たり前ランドセルクイズ
クイズ!レベル5
タイムカプセルクイズ

2ndステージ

早押し!即答しづらいクイズ

3rdステージ

相手の秒数削り取れ!!キャリーオーバーバトル!（爆弾キャリーオーバーバトル）

Finalステージ（ボーナスステージ）

* 時間を止めろ!超ウルトラ早押し!スピードキングを倒せ!

最強スピードキングを倒せ!!クイズ!タイムイズマネー

2014年4月5日に放送されたリメイク版では、3人1チームの4チーム対抗戦が行われました。各チームは100万円の賞金を持ってスタートし、クイズに正解できない限り賞金が減額されていくというルールでした。

各ステージを勝ち抜き、Finalステージではスピードキングとの対戦に挑みました。

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