次長課長

次長課長（じちょうかちょう）

次長課長は、日本の有名なお笑いコンビで、吉本興業の東京本社に所属しています。1994年に結成され、NSC大阪校13期生としてスタートを切りました。略して「次課長」とも呼ばれています。

メンバー紹介

井上 聡（いのうえ さとし）

生年月日：1976年2月2日（48歳）
役割：ツッコミまたはボケ
出身地：熊本県玉名市／岡山市北区奉還町
経歴：岡山市立京山中学校、岡山学芸館高等学校卒業
特徴：身長175cm、体重65kg、血液型B型。愛称は「さっとん」。
過去に胃潰瘍を患ったことがあり、体調を重視しつつ活動しています。

河本 準一（こうもと じゅんいち）

生年月日：1975年4月7日（49歳）
役割：ボケまたはツッコミ
出身地：愛知県名古屋市緑区有松町桶狭間／岡山市北区奉還町
経歴：津山市立津山東小学校、岡山市立京山中学校、岡山県立東岡山工業高等学校卒業
特徴：身長162cm、体重60kg、血液型AB型。愛称は「準ちゃん」「ヌルヌル王子」。
以前はヘビースモーカーで酒も好んでいましたが、健康上の理由から控えるようになりました。

結成の経緯

学生時代、井上と河本は岡山市立京山中学校の野球部で出会いました。仲良くなるにつれて交流が続き、高校卒業後にはお笑いの道に進むことを決意したのです。吉本入りのきっかけは、河本が井上を誘ったことから始まりました。「ジャッキー・チェンに会える」という夢が彼らを駆り立てました。

大阪時代

彼らは18歳でNSCに入学。その後すぐに「次長課長社長」というトリオを結成しますが、山下が帰省して戻らず、コンビとして活動することに。1995年、心斎橋筋2丁目劇場でのデビューを迎えました。単独ライブも展開し、彼らの名は徐々に広がっていったのです。

東京進出

2002年に東京へ進出し、まずは知名度を上げることに苦労しましたが、次第に多くのテレビ番組にも出演する機会が増えていきました。深夜番組を通じてTVデビューを果たし、様々なレギュラー番組に出演しています。

活動スタイル

次長課長のコントや漫才のスタイルは、しつこいネタが特徴で、即興性を重んじています。ネタの多くは二人で作り上げられ、井上が主導権を握りつつも、河本のキャラを活かすステージが展開されます。また、観客との一体感を重視したパフォーマンスが強みです。

人気エピソード

彼らの代表的なネタには、人間観察を基にしたマニアックなものまねがあり、特にジャッキー・チェンにちなんだものが多いです。「お前に食わせるタンメンはねぇ!」というフレーズは、彼らの代名詞的なギャグ。このユーモアのセンスは、コンビの活動を支える重要な要素となっています。

仕事の変遷

しかし、挫折の時期も経て、河本の生活保護費不正受給問題が起きると、仕事は減少しました。それでも、彼らは着実に活動を再開し、徐々に新たなファン層を取り込み続けています。

次長課長は、独自のスタイルやユーモアで、今もなお日本の笑いを牽引する存在です。彼らはメディアや舞台での活動を通して、多くの人々に笑いを届けています。

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