クイズやっとられま1000問

クイズマラソンやっとられま1000モン

「クイズマラソンやっとられま1000モン」は、1993年8月28日に毎日放送の開局記念日恒例イベントとして放送された長時間の生クイズ番組です。この番組は、視聴者参加型のクイズ大会で、全1000問に正解することを目指します。放送時間は12時から17時30分までの330分という長丁場で、熱心なクイズファンからの支持を受けていました。

番組の放送内容

この番組は、他のシリーズも含めて計3回放送されました。最初の回は「やっとられま1000モン」として知られ、その後1996年には続編「つきおうてられま1000モン+45」、1997年には「そんな無理1000モン」が放送されました。第2弾は、目標に達成することができず、再挑戦をする形で第3弾が企画されました。

出演者

番組の司会者には、当初は角淳一が、続いて板東英二、最終回には野村啓司が担当しました。その他の出演者としては、大桃美代子を始め、月亭八方、円広志、やしきたかじん、桂きん枝、和泉修、赤井英和、横山ノック、キダ・タローなど、多彩な面々が解答者として参加しました。これらの出演者が織り成すやり取りが、番組の魅力を一層引き立てました。

ルールと進行

このクイズ番組のルールはシンプルながらも緊張感あふれるもので、参加者は生放送の時間内に1000問（続編では1045問）に正解することを目指します。成功すれば賞金100万円を獲得でき、正解数に応じて1000円ずつ分配されます。この「つきおうてられま1000モン」では、特別に1問目から1万円の報酬が出る場合もあり、達成できれば総額145万円が手に入るチャンスもありました。

会場には50枚のクイズパネルが用意されており、参加者はその中からジャンルを選択し、早押しクイズに挑戦します。各ジャンルにつき30問、一度に2人まで回答が可能で、解答は比較的簡単なものでした。

さらに、毎日放送のアナウンサー5名が各ジャンルの進行を担当し、連続して登場することや特定のアナウンサーが長時間出ない場面も見られました。

特別なルール

例えば「チャンス」をめくった場合には、多答のクイズが出題され、スタッフが「もう出ない」と認識するまで解答を続けることができます。また、正解数が100問に達するごとに「休憩タイム」が設けられ、参加者と視聴者の緊張を和らげる要素もありました。特別な瞬間が多くあり、例えば、「やっとられま~」では990問に達すると、司会者が特別なジャンル「千」で出題します。

結果と影響

「そんな無理~」では、時間内に目標達成を果たした後も、視聴者の期待に応える形でさらにクイズを続け、賞金をプラスして獲得することができました。これにより、視聴者の興味と期待が高まり、番組は多くの人々に楽しまれました。

「クイズマラソン」は、生放送クイズの楽しさと参加者とのインタラクションが光る番組であり、今なお多くのファンの記憶に残る名作です。

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