クインティン・ベリー

クインティン・ロネル・ベリーのプロフィール

クインティン・ロネル・ベリー（1984年11月21日生まれ）はアメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ出身の元プロ野球選手であり、現役引退後は野球指導者としてのキャリアを歩んでいます。彼は左打ち・左投げの外野手として知られており、現在はMLBのミルウォーキー・ブルワーズの一塁コーチとして活躍しています。

経歴とプロ入り前

ベリーは、幼い頃から野球に親しみ、特にアダム・ジョーンズとは7歳からの親友であり、高校までチームメイトとして過ごしました。彼の高校卒業後、2003年にはMLBドラフトでアトランタ・ブレーブスから25巡目で指名を受けましたが、契約を結ばず、グロスモント大学に進学しました。

プロ入りとマイナーリーグ時代

2006年にサンディエゴ州立大学在学中にMLBドラフト5巡目でフィラデルフィア・フィリーズに指名され、プロ入りを果たしました。初年度はA-級バタビア・マックドッグスでプレーし、その後もA級やA+級で活躍し続けました。特に2007年は打率.312を記録し、55盗塁という素晴らしい成績を残しました。2010年にはサンディエゴ・パドレスに移籍した後、ニューヨーク・メッツに指名されるも、自由契約となりました。

その後、4月21日にシンシナティ・レッズと契約を結び、マイナーでの経験を重ねました。

タイガースとロイヤルズでの活躍

2011年にはデトロイト・タイガースに移籍し、2012年にメジャーデビューを果たしました。デビュー戦では「バント二塁打」でメジャー初安打を記録し、その年はチーム最多の21盗塁を実現し成功率100%という驚異的な成績を収めました。しかし、2013年にはDFAとなり、カンザスシティ・ロイヤルズに移籍しましたが、その後もメジャーでの出場機会はありませんでした。

レッドソックスとオリオールズでの転機

2013年8月にはボストン・レッドソックスにトレードされ、ワールドシリーズ制覇に貢献。オフには自由契約となった後、ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結び、メジャー契約を果たして再びアクティブ・ロースターに名を連ねました。

後期のキャリアと引退

その後、レッドソックス傘下、シカゴ・カブスなどでプレーを続けましたが、最終的にはロサンゼルス・エンゼルスでの活動を経て独立リーグを経てミルウォーキー・ブルワーズに参加。2018年にはニューヨーク・ヤンキースと契約し、同年11月に現役引退を発表しました。

引退直後にはブルワーズの外野守備走塁コーチに就任し、その後一塁コーチとしての役割を果たしています。彼のプロ野球選手としての経験は、指導者としての活動にも大きく生かされています。

詳細情報

ベリーの背番号や選手成績には以下のような実績があります：

• - 背番号：52（2012年）、50（2013年）、34（2014年）、5（2015年）、2（2017年）、23（2021年 - 現在）
• - 通算成績：メジャーリーグでの盗塁成功率100%など、数々の記録を持つ選手です。

ベリーは選手としての活躍だけではなく、その後の指導者としても多くの期待を寄せられています。

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