クラシックの迷宮

『クラシックの迷宮』は、NHK-FMで2013年1月12日から放送されているクラシック音楽番組です。この番組は、2012年12月30日に終了した『名曲のたのしみ』の後継番組としてスタートしました。

番組のディスクジョッキーを務めるのは、音楽評論家の片山杜秀氏です。片山氏は、西洋や日本の作曲家、季節の音楽などをテーマに、独自の視点から楽曲を分析・解説します。彼の深い知識と独特な語り口によって、クラシック音楽の新たな魅力が発見できるでしょう。

2016年度からは、番組ホームページを通じてリスナーからのリクエストやメッセージを受け付けるようになりました。これにより、番組はさらにリスナーのニーズに応える形へと進化しています。

放送時間は、開始当初から何度か変更されています。2013年度から2014年度、2016年度、2017年度、2019年度、2020年度は、毎週土曜日の21:00から22:00に放送されていました。2015年度は22:00から23:00、2018年度は毎週日曜日の21:00から22:00に放送されました。2021年度からは、毎週土曜日の19:20から21:00の放送となっています。

また、再放送も行われており、2013年1月から3月は翌週木曜日、4月から2018年3月までは翌週月曜日に再放送されていました。

番組の内容は、毎月1週目と2週目は、自由なテーマでクラシック音楽や作曲家を様々な視点から紹介します。毎月3週目（または4週目）は、「私の視聴室」と題して、最近の録音を紹介していました。このコーナーは『名曲のたのしみ』から引き継がれたものですが、2021年4月の放送枠移動後は、N響Cプロ定期の放送のため休止となることがあったため、コーナーは廃止されたようです。毎月最終週は、NHKアーカイブスなどの音源を活用し、古き時代の音楽作品を紹介しています。

『クラシックの迷宮』は、単にクラシック音楽を聴くだけでなく、その背景にある歴史や文化、作曲家の想いなどを深く理解できる番組です。片山杜秀氏の解説によって、クラシック音楽の奥深さをより一層堪能することができるでしょう。番組ホームページでは、過去の放送内容や選曲リストなども確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

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