クリスティアン・カセレス・ジュニア

クリスティアン・スレイケル・カセレス・ジェペス（Cristian Sleiker Cásseres Yepes, 2000年1月20日 - ）は、ベネズエラ・ミランダ州カラカス出身のプロサッカー選手です。主にミッドフィールダー（MF）として、リーグ・アンのトゥールーズFCでプレーしています。

クラブ経歴

カセレスは、2015年にベネズエラの国内リーグ、デポルティーボ・ラ・グアイラのユースチームに入団しました。翌2016年には、16歳という若さでトップチームに昇格を果たし、同年10月10日のアトレティコ・ベネズエラ戦でプロデビューを飾りました。2017年5月11日には、スリアFC戦でプロ初ゴールを記録しています。

2018年2月2日、カセレスはメジャーリーグサッカー（MLS）のニューヨーク・レッドブルズへの移籍を発表しました。当初はチームIIに加入し、すぐに先発メンバーとして定着。同年シーズン中にトップチームへ昇格し、10月21日のフィラデルフィア・ユニオン戦でMLSデビューを果たしました。2019年4月7日のミネソタ・ユナイテッドFC戦では、MLS初ゴールを記録するなど、加入2年目にして早くもチームの主力選手へと成長し、同シーズンは24試合に出場し2ゴールを挙げる活躍を見せました。

2023年7月7日、カセレスはフランスのトゥールーズFCへ移籍。新たな挑戦を始めています。

代表経歴

カセレスは、2017年にU-17ベネズエラ代表として南米U-17選手権に出場しました。2019年にはU-20代表として南米ユース選手権に出場。さらに2020年には、2020年東京オリンピックの出場権をかけたCONMEBOLプレオリンピック大会にU-23代表として出場しました。同年10月9日には、2022 FIFAワールドカップ・南米予選のコロンビア戦で、フル代表デビューを果たしました。

人物

カセレスの父親は、元ベネズエラ代表のサッカー選手であるクリスティアン・カセレスです。父親は、コパ・アメリカ1999などにも出場した経歴を持っています。

MLSでの登録名は「クリスティアン・カセレス・ジュニア」(Cristian Cásseres Jr.)ですが、「クリスティアン・カセレス」(Cristian Cásseres)と紹介されることもあります。

2019年8月22日のD.C.ユナイテッド戦では、カセレスがウェイン・ルーニーから危険なファウルを受け、ルーニーが一発退場となるアクシデントが発生しました。

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