クリストファー・アトキンズ

クリストファー・アトキンズ（Christopher Atkins, 1961年2月21日 - ）は、アメリカ合衆国の俳優。

経歴

ニューヨーク州で生まれたアトキンズは、7歳の時に両親が離婚。教師である母親に育てられました。ライフガードやセーリングの教官養成高校に通っていた頃、友人の勧めで映画『青い珊瑚礁』のオーディションを受け、4000人以上の応募者の中からリチャード役に選ばれます。当時、俳優業には特に興味がなかったものの、ブルック・シールズとの共演で映画デビューを果たしました。

映画『青い珊瑚礁』は、450万ドルの製作費に対し5800万ドルの興行収入を記録する大ヒットとなり、アトキンズは一躍アイドルスターとしての地位を確立。得意の水泳を生かせる役柄であったことや、その愛らしい容姿も人気を博しました。同作での演技は、ゴールデングローブ賞映画新人男優賞（現在は廃止）にノミネートされています。

1982年には映画『パイレーツ・ムービー』で主演を務め、サウンドトラックとは別にシングルカットされた劇中歌"How Can I Live Without Her?" が、ビルボードチャートで71位を記録しました。しかし、1983年の映画『ナイト・イン・ヘブン』では、男性ストリッパーとして働きながら大学に通う学生役を演じ、ゴールデンラズベリー賞主演男優賞を受賞しています。

映画出演に加え、ティーン向け雑誌の表紙を飾ったり、コカ・コーラやアディダスといった大手企業のテレビコマーシャルにも起用されました。

1990年代から2000年代にかけては、デビュー当時の勢いは失われ、テレビ映画や小規模作品への出演が多くなります。その中で、『ブルック・シールズのハロー!スーザン』にゲスト出演し、ブルック・シールズと再共演を果たしました。

私生活では、1985年にオーストラリア人のリン・バーロンと結婚し、2人の子供をもうけましたが、後に離婚。アウトドアスポーツ関連の会社を所有し、ルアーの特許を取得するなど、実業家としても活動しています。

主な作品

青い珊瑚礁 - The Blue Lagoon （1980年）
世界名作童話 白鳥の湖 - Swan Lake （1981年、英語版吹替）
パイレーツ・ムービー - The Pirate Movie （1982年）
ナイト・イン・ヘブン - A Night in Heaven （1983年）
KGB/モスクワの陰謀 - Secret Weapons （1985年）
青春!ケンモント大学 - Listen to Me （1989年）
ブラック・バタフライ - Signal One （1994年）
エッジ・オブ・ダークネス - Project Shadowchaser III （1995年）
ラスト・パーティ - It's My Party （1996年）
人質奪還/ペルー日本大使公邸占拠127日 - Breaking the Silence （1998年）
レジェンド・オブ・ゴア - 13th Child （2002年）
STAG スタッグ - Caved In: Prehistoric Terror （2005年）
紀元前1億年 - 100 Million BC (2008年)

外部リンク

クリストファー・アトキンズ（Christopher Atkins）のプロフィール - allcinema ONLINE
* Christopher Atkins - IMDb（英語）

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