クリスマス・プリンス

クリスマス・プリンス (A Christmas Prince)

2017年に公開されたアメリカのロマンティック・コメディ映画。アレックス・ザムが監督を務め、ローズ・マクアイヴァーとベン・ラムが主演を務めています。

あらすじ

雑誌記者のアンバー・ムーアは、アルドヴィア王国のリチャード皇太子の即位に関する記事を書くため、同国へ派遣されます。リチャード皇太子は、遊び人という評判で、王位を放棄するのではないかという噂も流れていました。アンバーは記者会見に出席しますが、リチャードは姿を現しません。そこで、アンバーは独自に情報を集めようと王宮内を探りますが、王女エミリーの新しい家庭教師と間違えられてしまいます。アンバーは、この誤解を利用し、家庭教師として潜入取材を試みることにします。

エミリーは二分脊椎症を患っており、周囲から過保護に扱われることにうんざりしていました。最初はアンバーに反発しますが、アンバーが普通の女の子として接してくれるうちに、心を開いていきます。そんな中、アンバーはついにリチャードと出会いますが、彼は空港でタクシーを奪っていった男だったことに気づきます。

噂とは異なり、リチャードは責任感があり、家族思いの男性でした。しかし、王位継承には乗り気ではありませんでした。アンバーはそんなリチャードに惹かれていきます。しかし、エミリーに正体がばれてしまい、リチャードに関する真実を記事にすることを条件に、秘密を守ってもらうことになります。

ある日、アンバーがリチャードと乗馬していると、馬が暴れてアンバーが落馬します。狼に襲われそうになったところをリチャードが助けてくれます。2人きりになったとき、リチャードは父親である先王との確執を打ち明け、アンバーに父親が書いた詩を見せます。2人の距離が縮まりますが、リチャードが王の実子ではなく養子であるという秘密が明らかになります。アンバーはリチャードを気遣い、秘密を隠そうとします。

戴冠式の日、リチャードの従兄弟であるサイモンと元恋人のソフィアが、アンバーの正体とリチャードに関する真実を暴露します。アンバーに騙されていたことを知ったリチャードは激怒しますが、女王から真実を聞かされ、サイモンに王位を奪わせるわけにはいかないと考え、王位を継承する決意をします。

キャスト

アンバー: ローズ・マクアイヴァー (うえだ星子)
リチャード皇太子: ベン・ラム (福田賢二)
ミセス・アヴェリル: サラ・ダグラス (はやみけい)
ヘレナ女王: アリス・クリーグ (一城みゆ希)
エミリー王女: オナー・ニーフシー (種市桃子)

マーケティングと評価

Netflix USAの公式Twitterアカウントが、本作を毎日鑑賞しているユーザーがいることをツイートし、物議を醸しました。しかし、映画自体は批評家から好意的に評価されています。Rotten Tomatoesでは、批評家支持率73%を獲得しています。

続編

本作の成功を受け、続編が2作制作されました。

クリスマス・プリンス: ロイヤルウェディング (2018)
クリスマス・プリンス: ロイヤルベイビー (2019)

外部リンク

クリスマス・プリンス - Netflix
A Christmas Prince - IMDb
A Christmas Prince - Rotten Tomatoes

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