クリーンファイターズ山梨

クリーンファイターズ山梨（CLEAN FIGHTERS Yamanashi）

クリーンファイターズ山梨は、一般社団法人として運営される、山梨県を本拠地とする地域社会人ラグビーユニオンチームです。現在、日本の社会人ラグビーにおける主要リーグの一つであるトップイーストリーグのAグループに所属しており、将来的なリーグワンへの参入を目標に活動を展開しています。

チームの歩み

チームの歴史は1991年に遡ります。当時は「東京洗染機械製作所ラグビー部」として創設されました。その後、2002年にはクラブチームへの移行に伴い、「クリーンファイターズ」と名称を改め、活動形態が変化しました。さらに、2019年には一般社団法人クリーンファイターズ山梨が設立され、これに合わせてチーム名も現在の「クリーンファイターズ山梨」となりました。

タイトルとリーグ戦績

国内の最上位リーグでの優勝経験はまだありませんが、その下位リーグにおいては輝かしい成績を残しています。特に、トップイーストリーグDiv.2では2014年度と2015年度に二連覇を達成しました。また、関東社会人リーグ1部でも2011年度に一度、優勝を飾っています。

過去のリーグ戦績を振り返ると、チームは長年にわたり関東社会人リーグの2部と1部の間での昇降格を繰り返しながら実力を培ってきました。特に2000年代には関東社会人リーグ2部で複数回優勝を経験し、1部への昇格を果たしています。2011年度に関東社会人リーグ1部で優勝し、トップイーストリーグDiv.2へ昇格して以降は、より高レベルなリーグでの戦いが中心となりました。

トップイーストリーグDiv.2では、2014年度、2015年度と連覇を飾るも、Div.1昇格はなりませんでした。しかし、2016年度にはDiv.2で3位となり、ついにトップイーストリーグDiv.1への昇格を果たします。Div.1では厳しい戦いが続きましたが、リーグ再編を経てトップイーストリーグAグループに参入。その後、一度はBグループへ降格するものの、2024-2025シーズンではBグループ2位となり、入替戦を制して再びAグループへの昇格を決めました。このように、クリーンファイターズ山梨は常に上を目指し、挑戦を続けるチームと言えます。

チーム体制と関連

2025年度のチーム体制では、蘆立公宏選手と川村健斗選手が主将を務める予定です。過去には、石川安彦、オツコロカトニ、シリベヌシ・ナウランギ、関本圭汰、ラトゥイラレプハ、ファエアマニオペティ、岡新之助タフォキタウといった選手たちがチームに貢献しました。

クリーンファイターズ山梨は、地域に根ざしたチームとして活動しており、山梨県、特に山梨市との関わりが深いです。元日本代表の有賀健氏がアドバイザーを務めるなど、外部からのサポートも受けながらチーム強化に取り組んでいます。また、同じ山梨県を拠点とするプロスポーツチームであるヴァンフォーレ甲府（サッカー）や山梨クィーンビーズ（バスケットボール）とも連携し、山梨県のスポーツ振興に貢献しています。

地域社会との連携を大切にしながら、トップリーグ参入という大きな目標に向かって進化を続けるクリーンファイターズ山梨の今後の活動に注目が集まっています。

（2025年度スローガン：EVOLVE-up）

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