グスタヴォ・ネリー・ヂ・サ・ダ・シウヴァ
グスタヴォ・ネリー・ヂ・サ・ダ・シウヴァ(Gustavo Nery de Sá da Silva)は、
1977年7月22日に
ブラジルの
サンパウロで生まれた
サッカー選手です。彼はディフェンダーとしての役割を担い、特に左サイドバックとして知られています。彼のキャリアは国内リーグや国際舞台で数々の成功を収めてきました。
経歴
ネリーは1994年から1999年まで
サントスFCでプレーし、その後1997年には
コリチーバFCに移籍しました。2000年には
グアラニFCに移籍し、その後
サンパウロFCに加わることになります。彼は
サンパウロFCに在籍中、2004年の
カンピオナート・ブラジレイロや
コパ・リベルタドーレスで見事な成績を収め、そのパフォーマンスにより、
ブラジル代表として
コパ・アメリカ2004に選出され、チームの優勝に貢献しました。また、
2006 FIFAワールドカップの南米予選にも参加しました。
ドイツでの挑戦
彼のキャリアの次のステップは、2004年に推定移籍金60万ユーロで
ヴェルダー・ブレーメンへの移籍でした。しかし、初の出場試合となった
VfLヴォルフスブルク戦で左手を骨折し、母国での手術を余儀なくされました。復帰後も度重なる負傷に悩まされ、ブレーメンでのプレーは満足いくものではありませんでした。結局、プロ契約から7ヶ月後、2005年2月にコリンチャンスにレンタル移籍しました。
コリンチャンスに戻ったネリーは、3月にシアノルテFC相手に快勝でデビューを果たし、左SBのレギュラーとして
カンピオナート・ブラジレイロで優勝に貢献しました。特に、
ブラジルサッカー連盟から最優秀左SBに選ばれるなど、そのプレーが評価されました。しかし、翌年は怪我が続きパフォーマンスが低下し、代表チームへの選出は叶いませんでした。2007年には
レアル・サラゴサに移籍しましたが、そこでも期待に応えることができず、再びコリンチャンスに戻りました。
その後も、
フルミネンセFCや
SCインテルナシオナルに移籍し、各チームでプレーしましたが、出場機会は限られていました。2009年にはECサント・アンドレに加入し、
カンピオナート・ブラジレイロでのキャリアを続けましたが、怪我に見舞われることもありました。
引退と復帰
ネリーは2010年に一旦引退を表明しますが、2年後に現役復帰を果たし、
サンベルナルドFCとの契約を結びました。初出場を果たしましたが、短期間で契約が終了しました。このように、ネリーのキャリアは波瀾万丈であり、彼の献身と努力は多くのファンに感動を与えました。
タイトル
クラブ
- トルネイロ・リオ=
サンパウロ: 2001
-
カンピオナート・パウリスタ: 2002
-
カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA: 2005
-
コパ・スダメリカーナ: 2008
代表
-
コパ・アメリカ: 2004
個人
外部リンク