グラッドキューブ

株式会社グラッドキューブは、デジタルマーケティング、ウェブサイト制作支援、そしてスポーツ分野におけるAI解析を事業の三本柱とする、日本のIT企業です。大阪府に本社を構え、デジタル広告の運用やウェブサイトの解析サービスを中心に事業を展開しています。

事業内容

グラッドキューブは、顧客のデジタルマーケティング戦略を支援するため、様々なサービスを提供しています。特に、ウェブサイトの分析と改善に特化したツール「SiTest（サイテスト）」は、その高度な機能と使いやすさから、多くの企業に導入されています。2018年の時点で、約30万ものウェブサイトが「SiTest」を利用しており、その効果は広く認められています。

また、同社はAIやデータ解析技術を活用したスポーツメディア「SPAIA（スパイア）」の運営にも力を入れています。「SPAIA」は、スポーツに関する詳細なデータ分析を提供し、これまでになかった視点からスポーツの魅力を伝えています。この取り組みは、総務省が主催する「異能ジェネレーションアワード」で高く評価され、「データ駆動形によるスポーツビジネスの発展」という点で、潜在的なスポーツファンに新たな楽しみを提供する可能性を秘めていると評されました。

沿革

グラッドキューブの創業者である金島弘樹氏は、大阪で生まれ育ちました。大阪商業大学を卒業後、金融機関や不動産会社での勤務を経て、2007年1月に合同会社グラッドキューブを設立しました。その後、2008年2月に株式会社へと組織変更し、本格的に事業を拡大しました。

同社の転機となったのは、2019年に「SPAIA」が総務省主催の「異能ジェネレーションアワード」で「何か・どこかに届くようになる分野賞」を受賞したことです。この受賞は、グラッドキューブの技術力と革新的な取り組みが社会的に認められた証と言えるでしょう。

そして、2022年9月28日には、東京証券取引所のグロース市場への上場を果たし、企業としての信頼性と成長性をさらに高めました。

グラッドキューブは、デジタルマーケティングの分野での豊富な経験と、AIやデータ解析の高度な技術を組み合わせることで、多様な顧客ニーズに応え続けています。今後も、ウェブサイト分析ツール「SiTest」やスポーツメディア「SPAIA」を通じて、新たな価値を提供していくことが期待されます。

外部リンク

公式ウェブサイト
SPAIA

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