グローバス (バンド)

Globus：映画音楽から生まれた壮大なシンフォニックロック

Globusは、アメリカ合衆国のシンフォニックロックバンドです。作曲家、プロデューサーであるYoav Gorenによって率いられ、その壮大でドラマチックなサウンドで知られています。彼らは、映画やテレビ番組の予告編音楽制作で有名なImmediate Music社との深い関わりを持つことで知られています。

軌跡：映画予告編から世界へ

Globusの結成は、Immediate Musicで制作された楽曲が一般からの高い需要を集めたことに端を発します。2006年7月、ロンドンのグランドホールで初ライブを行い、同年8月には記念すべきファーストアルバム『Epicon』をリリース。その後、2011年にはセカンドアルバム『Break From This World』を発表し、世界中のリスナーを魅了しました。

その後、Yoav Gorenが他のプロジェクトに専念したため、Globusは活動を一時休止します。しかし、2018年半ばに活動を再開。2020年にはジョン・レノンの名曲『Gimme Some Truth』のセルフカバーを発表し、ファンを喜ばせました。そして2022年には待望のサードアルバム『Cinematica』がリリースされ、リードシングル『You and I』が先行配信されるなど、再び活発な活動を展開しています。

音楽性：オーケストラサウンドが織りなす叙事詩

Globusの音楽性は「エピック」というジャンルを基盤としており、オーケストラサウンドをふんだんに取り入れた、シンフォニックメタルやシンフォニックロックとは一線を画す独特のスタイルを確立しています。彼らの楽曲は、ドラマチックな展開と壮大なスケール感で知られ、多くの楽曲がImmediate Musicでリリースされた楽曲をベースにしていることも特徴です。そのため、Globusの楽曲も、映画やゲームの予告編音楽として頻繁に使用されています。

ディスコグラフィー：数々の名曲がリスナーを魅了

Globusは、これまでに数多くの楽曲を発表してきました。その中には、映画音楽のような壮大さを持ち、リスナーの心を掴む名曲が数多く含まれています。

スタジオアルバム
『Epicon』(2006年)
『Break From This World』(2011年)
『Cinematica』(2022年)

シングル
Prelude (On Earth as in Heaven)
Orchard of Mines
Wyatt Earth
Gimme Some Truth (John Lennon Cover)
I'm Afraid of Americans (David Bowie Cover)
Democracy (Leonard Cohen Cover)
You and I
Brothers in Arms
Recover
Black Parade (2022 Remaster)

ライブアルバム
『Epic Live!』(2010年)
『Studio Live 2012』(2012年)

DVD
『Live at Wembley』(2008年)

まとめ：進化を続けるシンフォニックロックの先駆者

Globusは、映画予告編音楽という独自の出発点から、世界的なシンフォニックロックバンドへと成長を遂げました。その壮大なサウンドとドラマチックな楽曲は、多くのリスナーを魅了し続けています。今後の活動にも期待が高まります。彼らの公式ウェブサイト、Facebook、Twitter、YouTube、Discogsなどで、彼らの音楽世界に触れてみてください。

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