グローバルゲート

グローバルゲートは、愛知県名古屋市中村区平池町に位置する複合施設です。名古屋駅南の再開発地区、ささしまライブ24地区に建設されました。

概要

施設は、高さ約170m、地上37階建ての高層タワー、高さ約90m、地上17階建ての大和ハウス名古屋ビル、そして高さ約30m、地上4階建ての低層棟の3棟で構成されています。当初は2013年の開業予定でしたが、リーマンショックや東日本大震災の影響で着工が遅れ、開業が大幅にずれ込みました。

事業主体は、豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物（現 中央日本土地建物）、オリックス、名鉄不動産（現 名鉄都市開発）の5社で構成されるささしまライブ24特定目的会社です。テナントには、名古屋初進出となるプリンスホテル（高層タワー）や、大和ハウス名古屋支社（大和ハウス名古屋ビル）をはじめとする大和ハウスグループなどが入居しています。

2017年4月にオフィスが入居を開始し、同年10月2日には名古屋プリンスホテルが開業。同月5日には低層棟と商業施設がオープンし、全面開業となりました。商業施設のコンセプトは「GREEN STYLE」で、都心にありながら自然と季節を身近に感じられる、これまでの名古屋にはない新たな魅力を発信しています。

商業ゾーン内にはオープンエアプラザが設けられ、グローバルゲート南側沿道のケヤキ並木が建物内に引き込まれるように配置されています。ケヤキは商業ゾーンの屋上庭園に向けて枝を広げ、周辺環境と一体化した緑の空間を創出しています。屋上庭園には農園も整備され、自然を身近に感じて楽しむことができます。2022年11月には、施設全体の約7割をゴールドマン・サックスが約500億円で取得しました。

名古屋プリンスホテル スカイタワー

高層タワーの31〜36階に入居しています。31階にはロビー、フロント、レストラン、クラブラウンジなどがあり、32〜36階には170室の客室が設けられています。32階にはビジネスセンターやフィットネスルームも完備。標準的な客室の広さは32m2で、ロビーは6層吹き抜けとなっています。

ホテル自体は婚礼・宴会・会議施設を備えておらず、宿泊主体となっていますが、高層タワーの2〜4階に展開されるコンベンション施設「名古屋コンベンションホール」の運営は西武・プリンスホテルズワールドワイドが担当しています。

EAST TOWER
大和ハウス 名古屋ビル

施設

1F
2F
3F
4F garage（yard）
5F

WEST TOWER
2F〜4F 名古屋コンベンションホール
6F〜29F オフィス
31F〜36F 名古屋プリンスホテル スカイタワー

周辺情報

最寄り駅は名古屋臨海高速鉄道あおなみ線のささしまライブ駅で、グローバルゲート2階から連絡通路で直結しています。名古屋駅まではあおなみ線で1駅、約3分でアクセス可能です。

外部リンク
グローバルゲート公式ウェブサイト

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