グロービス・キャピタル・パートナーズ

株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズの概要

株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ（略称：GCP）は、日本における独立系のベンチャーキャピタルであり、運用資産の総額は累計で1,600億円を超えています。この企業は、1996年に設立され、ハンズオン型の支援を通じて多様な企業の成長を促しています。日本初の本格的なハンズオン型ベンチャーキャピタルとして、ビジネスの多角的な成長支援を行っています。

設立とファンドの成長

GCPの第一号ファンドは5億4,000万円で、計13社に投資し、そのうち6社をIPO（新規株式公開）に導きました。この実績が評価され、1999年には欧米に多くの投資実績を持つエイパックス・グループとの合弁で、200億円の第2号ファンドを設立しました。このファンドでは、47社への投資を行い、8社をIPOへ導く成果を上げました。

2006年には、再びグロービス単独で第3号ファンドを約180億円の規模で開始しました。以降も、成長産業に属するベンチャー企業への投資を積極的に実行し、これまでの平均投資金額は1社あたり3億円から5億円とされています。一連のファンド活動を経て、2016年に設立した第5号ファンド（160億円）、2019年の第6号ファンド（400億円）、そして2022年の第7号ファンド（727億円）は、その運用規模を着実に拡大させています。

国際展開と拠点設立

2023年には、サンフランシスコに新たに米国拠点を設立しました。これにより国際的な視点からの投資活動が可能となり、より広範な市場でのチャンスを捉えることを目指しています。

主な投資先企業

グロービス・キャピタル・パートナーズのトラックレコードには、いくつかの注目すべき企業があります。インターネット専業生命保険の「ライフネット生命保険株式会社」や、20〜30代女性向けの化粧品口コミサイト「@COSME」を運営する「株式会社アイスタイル」、次世代3次元グラフィックス・チップを開発する「株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル」、さらにはソーシャル・ネットワーキング・サービスの「グリー株式会社」など、多様な業界にわたる企業に投資を行っています。

まとめ

株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズは、設立以来、多くの企業の成長を支援してきたベンチャーキャピタルです。今後も国内外での投資先を拡大し、新興企業の発展をバックアップすることで、日本のビジネスシーンにおいて重要な役割を果たし続けることが期待されています。

株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ公式サイト

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