ケビン・ベジスティック

ケビン・ベジスティック（Kevin Heijstek、1988年4月19日 - ）は、オランダ王国南ホラント州ドルトレヒト出身の野球選手（投手）。右投右打。
現在は、オランダ国内リーグであるホーフトクラッセのL&Dアムステルダム・パイレーツに所属。

経歴

2004年には、オランダのジュニア最優秀投手に選ばれる。

ネプテューヌス時代

2005年5月21日に、ホーフトクラッセのDOORネプテューヌスでデビュー。
2008年には7勝1敗、防御率1.48という好成績を記録し、18歳以下限定のAAA世界野球選手権大会のオランダ代表にも選出。
2009年には、レオン・ボイドがマイナーリーグへ移籍したため、チームの中心投手として活躍。また、年齢制限のないワールドポート・トーナメントでオランダ代表デビューを果たす。

パイレーツ時代

2013年に、L&Dアムステルダム・パイレーツに移籍。
同年、第3回[ワールド・ベースボール・クラシック]のオランダ代表に選出。
2014年9月2日には、第1回フランス国際野球大会のオランダ代表にも選ばれ、チームは初代優勝国となる。
フランス国際大会終了後の12日には、第33回ヨーロッパ野球選手権大会のオランダ代表に選出。同大会では、オランダ代表が大会記録となる自国の20回優勝を塗り替え、3大会ぶり21度目の優勝を飾る。

2015年2月17日、「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の欧州代表に選出されるも、登板機会はなかった。
4月13日には、第15回ワールドポート・トーナメントと第1回WBSCプレミア12のオランダ代表候補選手に選出されたことが発表され、6月30日には第15回ワールドポート・トーナメントのオランダ代表に選出。

オフの10月12日には、第1回WBSCプレミア12のオランダ代表候補選手36名に選出、さらに10月20日には、第1回WBSCプレミア12のオランダ代表選手28名に選出される。

2017年開幕前の2月7日には、同年のアメリカ遠征のオランダ代表に選出。2月9日には、第4回WBCのオランダ代表に指名投手枠で選出。オフの10月13日には、イタリア代表との親善試合である「ヨーロピアン・ベースボール・シリーズ」のオランダ代表に選出。

選手としての特徴

ケビン・ベジスティックは、豊富な国際経験を持つ右腕投手。オランダ代表として数々の大会で活躍し、チームの勝利に大きく貢献している。冷静なマウンドさばきと、安定した投球が持ち味。

代表歴

2006年 AAA世界野球選手権大会 オランダ代表
2009年 ワールドポート・トーナメント オランダ代表
2013年 ワールド・ベースボール・クラシック オランダ代表
2014年 フランス国際野球大会 オランダ代表
2014年 ヨーロッパ野球選手権大会 オランダ代表
2015年 ワールドポート・トーナメント オランダ代表
* 2015年 WBSCプレミア12 オランダ代表

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