ケンペゴウダ国際空港

ケンペゴウダ国際空港（Kempegowda International Airport）は、インドのカルナータカ州、ベンガルール（バンガロール）近郊のデーヴァナハッリに位置する国際空港です。かつてはバンガロール国際空港として知られていましたが、2013年12月14日に、ベンガルールの町の創始者であるケンペ・ゴウダ1世にちなんで改名されました。

空港の概要

ベンガルール市内には、かつてヒンドスタン航空機（HAL）が所有するHALバンガロール空港があり、民間航空も利用していましたが、軍用飛行場としての機能も有していたため、民間航空の需要増加に対応することが困難でした。そこで、1991年に新しい空港の建設計画が立ち上がり、市内から約40km北方の場所に2005年から建設が開始され、2008年5月24日に開港しました。

現在、この空港はインドの格安航空会社であるIndiGoやスパイスジェットの拠点空港となっています。かつてはキングフィッシャー航空やエア・デカンも拠点としていました。

ターミナルについて

ターミナル1は2階建てで、1階は出発ロビーと到着ロビーに分かれています。インドの空港では一般的な慣習として、ターミナルに入る際に航空券やパスポートの提示が求められるため、送迎者はターミナル内に入ることができません。チェックイン後、エスカレーターで2階に上がると、両替所の前を境に国内線は左へ、国際線は右へと進むことになります。国内線到着の場合は、搭乗橋またはランプバスで1階の到着口に到着後、1階で預け荷物を受け取ります。一方、国際線到着の場合は、搭乗橋を渡って入国審査を受け、1階に降りて預け荷物を受け取り、税関検査に進むことになります。出口は国内線と国際線で共通で、両替所、プリペイドタクシー手配所、レンタカー窓口などが設置されています。ターミナルを出ると、出迎えの人の列が目に入ります。

2023年にはターミナル2が完成し、運用を開始しました。2023年9月1日以降、すべての国際線はターミナル2から、国内線はターミナル1から発着することが決定しています。

就航都市

（就航航空会社と就航都市の詳細については、公式ウェブサイト等でご確認ください。）

市内へのアクセス

空港と市内を結ぶ高速道路が整備されており、バスやプリペイドタクシーなどの交通手段が利用できます。鉄道によるアクセスも計画中です。空港から市内まではタクシーで約1時間程度ですが、時間帯によっては渋滞により2時間以上かかることもあります。

タクシー乗り場は空港の車寄せにあり、空港連絡バスのターミナルは空港内周回道路を直進した先にあります。また、屋外式のコーヒーショップもあり、休憩も可能です。送迎の一般車は、10分以上の停車は有料となるため、注意が必要です。また、車寄せでの停車は短時間しか許可されていないため、早めに到着した場合は、一度車寄せを出て空港周回道路を回るなどして待機する必要があります。

その他

詳細は公式サイトをご確認ください。

関連項目

HALバンガロール空港

外部リンク

公式ウェブサイト（英語）

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