ケーシー・モートン

ケーシー・モートンのプロフィール

ケーシー・モートン（本名：カリッサ・レフア・モートン）は、1983年11月5日にハワイ州ホノルルで生まれたアメリカ合衆国の女子プロボクサーです。彼女は、WBOアジア太平洋女子フライ級の第2代チャンピオンとして名を馳せ、多くの試合で活躍してきました。母親が日本人という背景を持ち、現在はカリフォルニア州に住んでいますが、主な活動地域はアジアです。彼女はノニト・ドネアの父親から指導を受け、さらにマニー・パッキャオからもトレーニングの経験があります。

来歴

デビューと初タイトル獲得

ケーシーは2014年10月11日、カリフォルニア州サクラメントでプロとしてのデビューを果たしました。その後、2017年の始めからはフィリピンなどアジアを拠点に試合を続けます。2018年3月25日には、パラニャーケで行われたWBOアジア太平洋女子フライ級王座決定戦に挑戦し、見事に3-0判定で勝利し、初めてのタイトルを獲得しました。

世界王座挑戦と試練

タイトル獲得後も彼女は順調に成績を残し、2019年3月25日には日向野知恵を相手にWBO女子アジア太平洋フライ級王座の初防衛戦を行い、2-1判定で成功を収めました。しかし、同年6月19日には日本の幕張メッセで行われたWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦で吉田実代に0-3判定で敗れ、世界王座に手が届かない状況が続きました。この試合は母国日本での挑戦であり、彼女にとっても特別な意味を持つものでした。

再起と挑戦

その後、2019年12月にはSaowaluk NareepangsriにTKOで勝利し、再起を果たします。2021年9月12日、UAE・ドバイにおいてウルヴァシ・シンとの対戦で2-0判定勝利を収めるなど、活躍を続けました。しかし、2022年6月にはフランス・パリでのIBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦で再び0-3判定負けを喫します。

2022年には再起したケーシーは、ベトナムでワッサナ・カームデーをTKOで下し勝利を手にしました。2023年も挑戦を続け、同年6月13日には後楽園ホールでWBO女子世界スーパーフライ級王者晝田瑞希に挑みますが、1回TKO負け。再度の挑戦にもかかわらず、世界王座獲得は叶いませんでした。

現在の状況

2023年11月4日にはフィリピンでArisara WisetwongsaをTKOで敗り、再起に成功しました。彼女の戦績は19戦12勝（3KO）4敗3分となっており、WBOアジア太平洋女子フライ級王座を防衛した実績もあります。今後の活躍が期待される選手です。

主な戦績

• - 戦績: 19戦 12勝 (3KO) 4敗 3分
• - 獲得タイトル: WBOアジア太平洋女子フライ級王座（第2代、1度防衛）

彼女の公式InstagramやBoxRecなどで最新情報をフォローし、これからの試合に注目していきましょう。

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