ココイロ

ココイロについて

『ココイロ』は、朝日放送テレビ（ABCテレビ）によって放送されたミニ番組で、2009年7月6日から2023年3月31日までの間、視聴者を楽しませてきました。この番組は大阪ガスの提供で放送され、様々な地域や文化をテーマにした内容が特徴でした。

番組のタイトル「ココイロ」は、「こころのいろ」を表現しており、地域を彩る様々な人々や文化を紹介することが目的とされています。特に「まちをそめる」と「まちにそまる」というテーマのもと、地域の魅力を深く掘り下げていました。

番組は前番組『美味彩菜』の後継としてスタートし、トミーズ雅が唯一のナレーターとして参加。このナレーションが番組の独特な雰囲気を作り出し、多くの視聴者に親しまれました。放送は基本的に、年末年始の特別編成を除いて毎回行われていました。

ただし、2017年度以降は改編期にスペシャル番組が多く設定されることがあり、その際には休止となることもしばしばありました。特に木曜日にスペシャル番組がある場合は、同時間帯に放送される『一志相伝～受け継がれる職人の心～』が優先されました。

また、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』や『くりぃむクイズ ミラクル9』の2時間スペシャルが放送される場合、放送時間が変更されることがありました。具体的には、19:00から19:04または21:48から21:54の間に放送されることがありましたが、2014年度からはこの枠が廃止され、20:54から21:00に放送される形に変更されました。

その後も、サッカー日本代表の試合中継などの特番が放送される際には、番組の放送時間が調整されて、試合開始前の18:30からの枠で放送されることもありました。特に、テレビ朝日制作の他の番組の影響で、しばしば放送の冒頭部分がカットされることもありました。

2021年以降は、さまざまな特番が増える中で放送時間が変更されることが多く、月曜は21:48から21:54の間に、火曜から金曜は通常の時間に放送されることが一般的でした。そして、2021年12月28日には長年にわたり放送されていた『世界の街道をゆく』が終了し、その後は『ココイロ』の放送時間が21:50から21:54に移行することが多くなりました。

2022年10月以降、木曜日のみ放送が行われなくなり、そして2023年3月31日をもって番組は終了となりました。番組終了後は新たに「キラスマ」という後継番組が放送される予定です。

ナレーションを担当していたトミーズ雅は、先代の『美味彩菜』から続けて役割を持ち続け、2019年度からは自身のアニメーションが番組冒頭に登場することもありました。観客にとっても、彼の存在は親しみやすく、地域に関心を持つきっかけとなる要素でした。

放送局

すべての放送はテレビ朝日系列で行われており、豊富な地域情報の提供が行われていました。視聴者にとって、地域の魅力を再発見する場となった『ココイロ』は、多くの人々の思い出に残る番組となったことでしょう。

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