ココロ (企業)

株式会社ココロの紹介

株式会社ココロ（Kokoro Company, Ltd.）は、サンリオの完全子会社として、ロボット製造を行っている企業です。特に、ショッピングセンターやスーパーマーケットに設置される「ハローキティのポンポンパック」と呼ばれるポップコーン販売機が有名です。この機械は、子供たちに大人気で、サンリオのキャラクターを楽しめるアイテムとして好評を博しています。ココロは、様々なロボット技術を活用して、エンターテインメントやアミューズメント分野での事業展開を進めています。

会社沿革

1984年2月1日に設立された株式会社ココロは、2000年に本社を東京都羽村市に移転しました。その後、2005年にはサンリオの100％子会社となり、現在に至ります。ココロは、ロボット技術を駆使した新たな製品やサービスを提供し、エンターテインメント業界での存在感を強めています。

主な事業内容

ココロの事業は主に以下の2つのカテゴリに分かれます。

• - RT（Robot technology）事業: アミューズメントやイベントのプロデュース、ロボットレンタルを行い、博物館や大学、研究機関とも連携しています。
• - SR（Shop robot）事業: ポップコーン販売機やゲーム型自動販売機を始めとした、さまざまな自動販売機の開発を手掛けています。また、アミューズメント機器の開発や、中身の商品開発にも力を入れています。

主な製品

ココロが製造する製品には、様々なロボットがあります。特に注目されるのは、アクトロイドやインタラクティブモデル、アミューズメントモデルです。ポップコーン販売機の他にも、「ハローキティのふうせんやさん」として知られるヘリウムガス風船の自動販売機や、くじ引き販売機など、多岐にわたる商品を全国約180箇所に提供しています。

I-FAIRY

ココロの代表的な製品の一つであるI-FAIRYは、2010年1月にアメリカ・ラスベガスで行われたコンシューマー・エレクトロニクス・ショーで初めて披露され、多くのメディアから注目を集めました。この製品は、ロボットと人とがコミュニケーションを取る新たな形を提供しています。

納入実績

国内外を通じて約400件以上の納入実績があります。日本国内では、サンリオピューロランドや国立科学博物館など、様々な施設でココロのロボットが活躍しています。また、国外においても、ロンドン自然史博物館やアメリカ自然史博物館など、著名な場所に製品を提供しています。

大型イベント

ココロは多数の大型イベントにも参加しており、2001年の「プレデター展」や2003年の恐竜展など、国際的に知られる展覧会でその技術を披露しています。これらのイベントは、ココロの技術や製品を広く知らしめる貴重な機会となっています。

環境への取り組み

ココロは、2007年3月に羽村本社が環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得しました。これにより、環境保護にも配慮しながら事業を展開していく姿勢を示しています。

関連項目

サンリオグループの一員として、株式会社ココロは他のサンリオ関連企業とも密接に連携しています。関連企業には、株式会社サンリオエンターテイメントや株式会社サンリオファーイーストなどがあります。

株式会社ココロは、ロボット技術とサンリオのキャラクターを融合させた新しいエンターテインメントを引き続き提供し、未来のアミューズメント分野での革新を目指しています。

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