ココロフィルム

ALvinoのシングル「ココロフィルム」：アニメとのコラボレーションが光る一作

2008年5月21日、人気ヴィジュアル系ロックバンドALvinoのシングル「ココロフィルム」が、バップより発売されました。前作シングル「この手紙…」から約3ヶ月ぶりのリリースとなり、多くのファンから待ち望まれていた作品と言えるでしょう。

本作は、大きく分けて通常盤とアニメジャケット仕様盤の2つの形態で発売されました。通常盤には、アニメジャケットをデザインした特製ステッカーが封入され、アニメファンにも嬉しい仕様となっています。一方、アニメジャケット仕様盤には、メンバーの撮り下ろし写真を使用したフォトカードが封入されており、コレクター心をくすぐる特典となっています。

「ココロフィルム」は、疾走感あふれるロックナンバーで、ALvinoの持ち味であるメロディアスな楽曲と力強い演奏が融合した、聴き応えのある一曲です。作詞は翔太、作曲はKOJI、編曲は佐久間正英とALvinoが担当し、彼らの高い音楽性が存分に発揮されています。

この楽曲は、日本テレビ系で放送されたアニメ『秘密 ―トップ・シークレット―』のオープニングテーマとして起用され、アニメの世界観と見事にマッチしたことで、大きな話題となりました。さらに、テレビ神奈川の音楽番組『音楽缶』の5月度のオープニングテーマにも選出され、幅広い層への認知度向上に貢献しました。

カップリング曲には、「孤独な少年」と「Rainbow Riders」の2曲が収録されています。どちらもALvinoの潤が作詞・作曲を担当し、ALvino独自のサウンドプロデュースで完成度の高い楽曲に仕上がっています。「孤独な少年」は、繊細なメロディーと切ない歌詞が印象的なバラードで、「Rainbow Riders」は、力強いリズムとキャッチーなメロディーが魅力的なアップテンポなロックナンバーです。

これらの楽曲は、ALvinoの音楽性を多角的に示しており、シングルを通して、彼らの幅広い表現力と高い音楽性を堪能できる作品となっています。「ココロフィルム」は、アニメとのタイアップによって多くのリスナーにALvinoの音楽を届けただけでなく、彼らの音楽性の深さを再認識させる、重要な作品と言えるでしょう。通常盤とアニメジャケット仕様盤の異なる特典も魅力的で、ファンにとってまさにコレクターズアイテムと言えるのではないでしょうか。

収録時間

ココロフィルム (4:59)
孤独な少年 (4:18)
* Rainbow Riders (4:58)

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