コニー・シモンズ

コーネリアス・レオ・シモンズ（Cornelius Leo Simmons、1925年3月15日 - 1989年4月15日）は、アメリカ合衆国出身の元プロバスケットボール選手です。身長203cm、体重100kgの恵まれた体格で、主にセンターのポジションで活躍しました。彼は、BAA（Basketball Association of America）創設時からプレーした最後の選手の一人として、その名を歴史に刻んでいます。

経歴

シモンズは、高校卒業後の1946年にBAAのボストン・セルティックスに入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。セルティックスではその才能の片鱗を見せましたが、1947-48シーズン途中にボルティモア・ブレッツへ移籍。この移籍が、彼のキャリアにおける大きな転機となりました。ブレッツでは、チームトップのプレーオフ平均17.1得点を記録するなど、エースとしての存在感を発揮し、チームをリーグ優勝に導く原動力となりました。

1949年からは、ニューヨーク・ニックスに5シーズン在籍し、チームの中心選手として活躍しました。ニックスでは、3年連続ファイナル進出に大きく貢献し、その実力を改めて証明しました。その後、シラキュース・ナショナルズやロチェスター・ロイヤルズといったチームでプレーし、1956年に現役を引退しました。

BAA及びNBAでの通算成績は、598試合に出場し、5,859得点、2,294リバウンドを記録しています。平均すると、1試合あたり9.8得点、6.2リバウンドとなり、安定したパフォーマンスを長期間にわたって維持していたことがわかります。

また、シモンズの兄であるジョニー・シモンズも元プロバスケットボール選手であり、ボストン・セルティックスで60試合に出場しています。兄弟揃ってプロとして活躍したことは、バスケットボール界における美談として語り継がれています。

個人成績

コーネリアス・レオ・シモンズは、BAA創設期を支え、その後のNBAの発展にも貢献した偉大な選手として、バスケットボール史にその名を深く刻んでいます。

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