コミバスハートラン

コミバスハートラン：丹波篠山市の地域をつなぐコミュニティバス

コミバスハートランは、兵庫県丹波篠山市で運行されているコミュニティバスです。運行はウイング神姫篠山営業所に委託されています。

概要

コミバスハートランは、既存の路線バスを補完し、路線バスとタクシーの中間的な役割を担う公共交通機関として、以下の目的で運行されています。

公共交通が利用できない地域への対応
高齢者など交通弱者の移動手段の確保
病院・公共施設などへのアクセスの利便性の確保

運賃は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者と、その介助者、小学生は小人運賃が適用され、乳幼児は無料です。

バスの愛称とデザインは市民からの公募で決定しました。「コミバス ハートラン」という愛称には、バスが人々の心を繋ぎ、誰もが気軽に利用できる存在になるようにとの願いが込められています。デザインは、「ハート」と丹波篠山市の特産品である「笹の葉」をモチーフにしており、環境を大切にする緑色と、温かい心の触れ合いを重視する赤色が使用されています。愛称とデザインは、垣内敬造氏によって考案・制作されました。

路線

コミバスハートランには、以下のルートがあります。詳細なルートと時刻表は、丹波篠山市のホームページで公開されているPDFファイルをご確認ください。いずれのルートも、年末年始を除く平日に運行します（祝祭日の平日も運行）。

Aルート：荒子新田～ささやま西口会ささやま医療センター～川阪上
Bルート：篠山市役所～丹波細工所
Cルート：黒石上～草野駅～杉

沿革

2003年（平成15年）：篠山市コミュニティバス導入検討委員会が設置
2005年（平成17年）8月17日：愛称とデザインが決定
2005年（平成17年）10月3日：試験運行開始（2007年9月30日まで）。試験運行期間中は運賃が大人100円・小人50円でした。
2007年（平成19年）10月1日：本格運行開始。運賃や経路が一部変更されました。
2009年（平成21年）7月1日：運行委託先が神姫グリーンバスに変更
2018年3月：路線が再編され、運行日が平日ダイヤ運行時の毎日となりました。
2022年10月：運行委託先がウイング神姫に変更

他交通との連絡

コミバスハートランは、以下の鉄道駅と接続しています。

草野駅（JR西日本福知山線）：Cルート
篠山口駅（JR西日本福知山線）：Aルート

また、一部のバス停は神姫グリーンバスと共有していますが、コミバスハートラン自体の運行本数が少ないため、乗り換えの利便性は高くありません。

外部リンク

丹波篠山市ホームページへのリンク'>丹波篠山市ホームページ

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