コリスタンコ

コリスタンコ（Coristanco）

コリスタンコは、スペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県に位置する自治体で、コマルカ・デ・ベルガンティーニョスに属しています。近年、人口は減少傾向にありますが、2012年の時点では6,974人が暮らしていました。住民は「coristanqués/-esa」と呼ばれ、ガリシア語が日常的に使用されています。

地理

コリスタンコはア・コルーニャ県の北西部に位置し、周辺をポンテセソ、カルバージョ、トルドイア、サンタ・コンバ、サス、カバーナ・デ・ベルガンティーニョスといった自治体に囲まれています。自治体の中心は、トラーバ教区のサン・ローケ地区です。

人口

自治体内の15の教区に、141の集落が点在しており、住民はこれらの地域に居住しています。

歴史

コリスタンコには、巨石文化時代の遺跡が数多く残されています。約8,000年前のものと考えられる古墳が30基ほど存在し、特にシャビーニャ教区にある4つの古墳は保存状態が良いことで知られています。

中世の時代には、サンティアーゴ大司教、サン・マメーデ・デ・セアビア修道院、トラーバ伯爵などがこの地を支配しました。自治体としてのコリスタンコは1835年に創設され、カルバージョ司法管轄区に属しました。

政治

現在の自治体首長は、ガリシア国民党（PPdeG）のアントーニオ・ペンサード・プラガロ氏です。2011年の自治体選挙では、ガリシア国民党が7議席、TEGAが4議席、ガリシア民族主義ブロック（BNG）が1議席、ガリシア社会党（PSdeG-PSOE）が1議席を獲得しました。

史跡・名所

ルビアンス橋（Ponte Lubiáns）: コリスタンコとカルバージョを結ぶ、アンジョンス川の支流であるロセンド川に架かる橋。1世紀に建造され、ローマ街道19号線の一部として利用されていました。当初は5つのアーチで構成されていましたが、現在は4つのアーチが残っています。
ノゲイラの塔（Torre de Nogueira）: セアビア教区のノゲイラ地区にあるゴシック様式の塔。高さは13mで、15世紀にトラバ伯爵家ベルムデス・デ・カストロ一族によって築かれた城砦の一部です。

教区

コリスタンコは、以下の15の教区に分かれています。

アグアビーバ（San Xulián）
アルヘド（San Cristovo）
ベイヨー（Santa María）
カストロ（San Paio）
コイラス（San Salvador）
トラーバ（San Roque）
エントレーカス（Santa Mariña）
エルビーニョ（San Martiño）
レイロ（Santa María）
ルビアンス（Santo Estevo）
マゾイラス（サンタ・マリア・コンソラシオン）
モンテセーロ（サン・シブラン）
オカ（サン・マルティーニョ）
セアビア（サン・マメーデ）
シャビーニャ（サン・トメ）

外部リンク

コリスタンコ公式サイト

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