コリン・モリカワ

コリン・モリカワは、1997年2月6日にアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれた日系アメリカ人のプロゴルファーです。アマチュア時代からその才能を発揮し、世界アマチュアランキング1位に輝くなど、数々の実績を残しました。カリフォルニア大学バークレー校を卒業後の2019年にプロへ転向すると、その才能はすぐに開花しました。

プロ転向後、4試合目の「3Mオープン」では、同じくプロ転向したばかりのマシュー・ウルフとの激しい優勝争いの末、惜しくも2位でフィニッシュしました。しかし、その高いポテンシャルを示すと、6試合目の「バラクーダ選手権」で早くも初優勝を遂げました。プロ転向後はシーズンをまたぎ22試合連続で予選を通過するという驚異的な記録を達成し、これは過去30年ではタイガー・ウッズの25試合連続に次ぐ2番目の記録となりました。予選落ち後の初戦となった2020年7月の「ワークデイ・チャリティオープン」では、ツアー2勝目を挙げ、その実力を改めて証明しました。

2020年8月9日には、2020年のPGAチャンピオンシップで優勝し、2度目のメジャー選手権への挑戦でメジャータイトルを獲得しました。さらに、2021年7月18日には、2021年の全英オープンで2位のジョーダン・スピースに2打差をつけて初優勝を飾りました。これにより、1934年以来、2つのメジャー選手権で最速で優勝した選手となり、デビュー戦で2つの異なるメジャーで優勝した初の選手という偉業も成し遂げました。

コリン・モリカワは、PGAツアーで6勝を挙げており、そのうち1勝は日本ゴルフツアーとの共催試合ですが、非公式な賞金イベントです。彼の今後の活躍からも目が離せません。

プロ優勝 (7)

PGAツアー（6勝）


脚注

1 日本ゴルフツアーとの共催ですが、非公式な賞金イベントです。


関連項目

ゴルファー一覧
* ゴルフ四大メジャー大会優勝者一覧

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