コルクビョン

コルクビョン（Corcubión）

コルクビョンは、スペイン北西部、ガリシア州のア・コルーニャ県に位置する自治体であり、コマルカ・デ・フィステーラに属しています。ア・コルーニャ県内で最も面積が小さいことで知られています。

概要

2010年のガリシア統計局のデータによると、コルクビョンの人口は1,803人です。近年、人口は減少傾向にあり、2003年には1,997人であった人口が、2010年には1,803人となっています。この地の住民は、corcubionés（男性）またはcorcubionesa（女性）と呼ばれています。

言語に関しては、自治体住民の96.99％がガリシア語を話すというデータ（2001年）があり、ガリシア語が地域社会に深く根付いていることが伺えます。

地理

コルクビョンは、ア・コルーニャ県の西部に位置し、コマルカ・デ・フィステーラに属します。半島のような地形をしており、北はセーという自治体と隣接しています。東はリア・デ・コルクビョンに面し、南と西は大西洋に開かれています。自治体の中心地区は、コルクビョン教区のコルクビョン地区です。

政治

現在の自治体首長は、ガリシア社会党（PSdeG-PSOE）のフランシスコ・レーマ・フエンテス氏です。2007年の自治体選挙の結果に基づくと、自治体評議員の構成は、ガリシア社会党が4議席、ガリシア民族主義ブロック（BNG）が4議席、ガリシア国民党（PPdeG）が1議席となっています。

教区

コルクビョンは、以下の2つの教区に分かれています。

コルクビョン（サン・マルコス）：自治体の中心地区があります。
レドンダ（サン・ペドロ）

まとめ

コルクビョンは、美しい自然に囲まれた、歴史と文化が豊かな自治体です。ガリシア語が広く話され、地域独自の文化が色濃く残っています。リアス式の海岸線や、歴史的な建造物など、観光資源も豊富です。

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