コングレ

株式会社コングレの概要

株式会社コングレは、1990年に設立され、「MICEビジネスのイノベーションカンパニー」として知られています。社名はフランス語の「会議」を意味する「Congrès」に由来しており、以来、一貫してコミュニケーションの重要性を重視し、コンベンション、施設運営、展示会やイベント事業を通じて社会に貢献しています。

コンベンション事業

同社は、国際通貨基金や世界銀行の年次総会（2012年）、伊勢志摩サミット（2016年）など、数多くの国際会議を成功に導いてきました。これにより、「国際会議のコングレ」として認識され、社会問題の解決にも積極的に関与しています。また、日本医学会総会を筆頭に、多くの学会の運営を担い、学術の進展を支援しています。

施設運営事業

コングレでは、約90の文化施設および観光施設を運営しており、その中には自社ブランドのMICE施設、さらには美術館、コンサートホール、科学館、水族館などが含まれます。全国各地の地域活性化を目指し、まちづくりに参加しています。

展示会・イベント事業

展示会やイベント事業では、スポーツビジネスやドローンなど、現代のニーズに応じたテーマを取り上げ、する産業の発展に努めています。また、コロナ禍においてはMICEイノベーション研究会を立ち上げ、異なる業種との連携を図りながら、デジタルトランスフォーメーション（DX）、AI、ロボット技術の導入による事業の進化を目指しています。

沿革

コングレの歴史を振り返ると、1990年に設立された後、1999年に大阪本社自社ビルに移転し、2003年には沖縄コングレを設立しました。2004年には中国・上海にコングレ上海を設立し、国際展開を開始しました。さらに、2011年にはMICE総研としての業務を開始し、学術や産業界に貢献しています。

近年では、2020年に東京本社へ移転し、コングレスクエア羽田を開設しました。多様なビジネス領域での優れた成果を収め、大きな成長を遂げています。

事業所と関連法人

コングレの事業所には、東京本社、大阪本社、中部支社、九州支社、北海道支社、東北支社、京都支店、長崎営業所、沖縄営業所などがあります。さらに、沖縄コングレ、マイス・ワン、コングレ・グローバルコミュニケーションズ、康格会展（上海）有限公司などの関連法人を通じて、専門的なサービスを提供しています。

運営施設

自社運営としては、ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター、コングレスクエア日本橋、コングレスクエア羽田があり、また、指定管理者として多くの公共施設を運営しています。これにより、地域の文化活動や学術的な議論の場を提供し続けています。

コングレは、今後もMICEビジネスの革新を追求し、地域活性化に寄与する企業としての役割を果たしていくことを目指しています。

もう一度検索