コンバットライブス

コンバットライブス (THE COMBATRIBES)

1990年にテクノスジャパンから登場した『コンバットライブス』は、ベルトスクロール方式のアクションゲームです。
このゲームは、同社の代表作である『熱血硬派くにおくん』や『ダブルドラゴン』に続く作品として、ニューヨークを舞台に繰り広げられる激しい戦闘を特徴としています。プレイヤーはバーサーカー、ブローヴァ、ブリッツの3人のキャラクターから1人を選び、数々の敵を倒しながら進んでいきます。

ゲームの基本情報

「コンバットライブス」という名称は、「戦闘」を意味するCOMBATと「種族」を意味するTRIBEを組み合わせた造語であり、主人公たちを指しています。アーケード版は、強力な80メガのROMカートリッジを使用し、独特な演出も施されています。このゲームは通常2人同時プレイが可能ですが、特定の設定を行うことで3人同時プレイも実現できます。また、アーケード版ではコインを投入すると体力が回復する仕様があり、これがゲーム性に独自の影響を与えています。

キャラクターとプレイスタイル

プレイヤーは、バランス型のバーサーカー、パワー型のブローヴァ、スピード型のブリッツからキャラクターを選び、各種の技やダッシュ攻撃を駆使して敵と戦います。体力はメーター制で、体力が尽きるとゲームオーバーになります。また、ダッシュ中には攻撃判定があり、スピーディーなアクションを楽しむことができます。

ステージ構成

本作は複数のステージで構成されており、各ステージには異なるボスが待ち受けています。タイムズスクエアで暴走族との戦闘から始まり、コニーアイランドやディスコ、野球場などで繰り広げられるバトルが展開されます。最終ステージではマーサとの壮絶な戦闘が繰り広げられ、プレイヤーを緊張させる要素が満載です。

移植版とその評価

1992年にはスーパーファミコンに移植され、アーケード版と比べて容量が減少したものの、対戦モードや新たな要素が追加されました。スーパーファミコン版は、ゲーム誌などでも評価され、多くのファンを魅了しました。

音楽と開発スタッフ

ゲームの音楽はテクノスジャパンで有名な作曲家によって作られ、戦闘の興奮を一層引き立てました。アーケード版の制作には、かつて『ダブルドラゴン』にも携わったスタッフが参加しており、高品質なゲーム体験が提供されました。アーケードゲームとしての革新性とアクション要素を兼ね備えた『コンバットライブス』は、今なお多くの懐かしむファンの心に残っている名作です。

もう一度検索