コンフェッション (2002年の映画)

『コンフェッション』（原題: Confessions of a Dangerous Mind）は、2002年に製作されたアメリカ映画です。俳優ジョージ・クルーニーの監督デビュー作として知られています。

概要

当初、ブライアン・シンガーが監督を務める予定でしたが、降板。予算も限られる状況下で、ジョージ・クルーニーは自ら監督を引き受ける決断をしました。原作は、1960年代から80年代にかけてアメリカで活躍した、著名なテレビプロデューサー、チャック・バリスの伝記です。

ストーリー

ABC放送の臨時職員として働くチャック・バリスは、斬新なテレビ番組を企画するも、なかなか実現しません。そんな彼の前に、ジム・バードと名乗る謎の男が現れ、CIAの秘密工作員として、合衆国にとって邪魔な存在を排除する仕事を依頼されます。

その後、チャックは『デート・ゲーム』や『ザ・ゴングショー』といった人気番組を次々と生み出し、テレビプロデューサーとして、また秘密工作員としても成功を収めます。しかし、彼の番組は次第に世論から批判されるようになり、自身も工作員の命を狙う何者かに追い詰められていくことになります。

キャスト

チャック・バリス - サム・ロックウェル（山寺宏一）
ペニー・パチーノ - ドリュー・バリモア（石塚理恵）
ジム・バード - ジョージ・クルーニー（小山力也）
パトリシア・ワトソン（オリビア） - ジュリア・ロバーツ（土井美加）
キーラー - ルトガー・ハウアー（大塚芳忠）
サイモン・オリバー - マイケル・エンサイン（伊藤和晃）
デビー - マギー・ジレンホール（村井かずさ）
ラリー・ゴールドバーグ社長 - ジェリー・ワイントローブ（藤本譲）
トゥービア（25歳） - レイチェル・レフィブレ（浅野まゆみ）
CIAの指導官ジェンクス / ピーター・ジェンクス委員 - ロバート・ジョン・バーク（仲野裕 / 田中正彦）※2役
ロッド・フレクスナー - ジェームズ・アーバニアック（森川智之）
キャスティングをする幹部 - リチャード・カインド
幼少期のチャック - マイケル・セラ（浅野まゆみ）
黒人のバチェラー - クリティン・ポール（相沢正輝）
スタッド（バチェラー）- J・トッド・アンダーソン（遠藤純一）
ブラッド（バチェラー#1）- ブラッド・ピット（カメオ出演・台詞なし）
マット（バチェラー#2）- マット・デイモン（カメオ出演・台詞なし）
ウェイター - カルロ・ベラルディヌッチ（岸祐二）

インタビュー映像には、ディック・クラーク（小山武宏）、ジェイ・P・モーガン（唐沢潤）、ジーン・ジーン・ザ・ダンシング・マシーン（秋元羊介）、ジム・ラング（藤本譲）などが出演。謎のコメディアンとしてマーレイ・ラングストン（相沢正輝）も登場し、チャック・バリス本人もラストシーンでカメオ出演しています。

スタッフ

原作：チャック・バリス
監督：ジョージ・クルーニー
製作総指揮：スティーヴン・ソダーバーグ、スティーヴン・エヴァンス、ジョナサン・ゴードン、ランド・ラヴィッチ、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
製作：アンドリュー・ラザー
脚本：チャーリー・カウフマン
音楽：アレックス・ワーマン
撮影：ニュートン・トーマス・サイジェル
編集：スティーヴン・ミリオン

外部リンク

コンフェッション - allcinema
コンフェッション - KINENOTE
Confessions of a Dangerous Mind - オールムービー（英語）
Confessions of a Dangerous Mind - IMDb（英語）

もう一度検索