コージィ城倉

コージィ 城倉について

コージィ 城倉（コージィ じょうくら）、1963年生まれの日本の漫画家であり漫画原作者である。長野県出身で、初めはペンネームに「♡」を使っていたが、色々な作品でそのマークを外した。漫画原作者としては「森高 夕次」という名前を使用しており、これにより多様な作品を発表している。

経歴と活動

長野県赤穂高等学校を卒業後、デザイン系専門学校に通い、グラフィックデザイナーとしてのキャリアをスタートした。25歳の時、危機感から漫画を持ち込み始め、スピリッツ賞で佳作を受賞。その後、1989年に『男と女のおかしなストーリー』でプロデビューを果たした。

初期では、ヤングサンデーやヤングマガジンといった青年漫画誌で活動していたが、特に『砂漠の野球部』により注目を浴び、以降は多くの野球漫画を手掛けるようになる。2023年現在では、グランドジャンプにて『キャプテン2』を連載中である。他にも、漫画原作者として『おさなづま』などのヒット作を持ち、漫画家活動と原作者活動を並行して続けている。

彼の代表作には、人気の『砂漠の野球部』や『おれはキャプテン』、さらには『ももえのひっぷ』などがあり、原作としては『グラゼニ』や『おさなづま』などが知られている。特に『グラゼニ』は、講談社漫画賞一般部門を受賞するなど、その評価は高い。

趣味とパーソナリティ

コージィ城倉は東京ヤクルトスワローズの大ファンであり、ニッポン放送での試合中継を好んで聴いている。また、アシスタントを務めていた田中美和子の熱心なファンでもあり、2013年には神宮球場でその彼女と対面する機会も持った。

作風

コージィの創作スタイルは、スポーツものからお色気ラブコメディまでと多岐にわたる。彼の作品には、正統派のスポーツ漫画から異色のラブコメティックな要素が見られる。特に『トンネル抜けたら三宅坂』や『琴子の道』などは、従来のイメージを覆すような作品となっている。彼はまた、同時にいくつかの連載を持つこともあり、例えば「少年サンデー」系と「少年マガジン」系での同時連載は彼の漫画家としての多才さを示している。

作品リスト

コージィの作品には、以下のような漫画が含まれます。

• - ぬーやん
• - かんとく
• - 砂漠の野球部
• - すくすく
• - U・G・メジャー
• - おれはキャプテン
• - ももえのひっぷ
• - キャプテン2

原作の作品にも多くの名作があり、特に

• - おさなづま
• - グラゼニ シリーズ
• - トンネル抜けたら三宅坂

などは特に高く評価されている。

フルネームでの活動やアシスタントとしての経験からも、コージィ城倉は漫画界の重要な存在であり続けており、今後のさらなる活躍が期待されている。

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